発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

動機がなければ動かない。マル

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家庭内の様々なことを手伝ってらうことが継続されていれば、次の段階に移りましょう。

 

 

ここで欲を出して「この先のことをどう考えているのか」なんていう発言は絶対にしてはダメです。

たちまち、元の状態に戻ります。

 

 

今していることは、ご両親とお子さんとの関係の修復なのです。

就労なんて数年先の話です。

 

 

親子の関係が少し修復できたら、次は外との繋がりを作っていきたいです。

しかし、ひきこもっているお子さんを持つご両親は、どちらかというとおとなしい方達です。

 

 

おとうさんは仕事が終わったら、家に直行して、自室で趣味に没頭する。

お母さんは、家事のエキスパートです。

お友達と外で食事をしたりすることもあまりない。

 

 

 

ご両親自身、外との関係が少ないケースが多いです。

 

 

そうしますと、ご両親に新たに頑張ってもらわないといけません。

しかし、正直に言いますと、そこまで頑張って出来る人は多くありません。

 

 

ご両親には、かなりの負担なのですから。

それでもやってみたいと思われる方のために、書いてみます。

 

 

本人の興味があることをきっかけとして考える。

 

 

1、FXや株投資。

 

ひきこもっていても出来ることとして、関心を持っている人がいます。

誰もがやっている訳ではないことをひきこもっている当事者も知っていますから、そういう意味で自信にもなります。

 

 

 

銀行や証券会社が催している説明会などに参加してはどうでしょうか。

やる、やらないは別にして、外にでるきっかけとして考えてみましょう。

 

 

 

 

2、パソコン修理

 

パソコンを分解したり、パワーアップしたりすることに関心がある人たちがいます。

そういった講習会などにも、お父さんと一緒に参加してみてください。

 

 

3、ご両親の知り合いやご親戚にお願いする。

 

 

例えばこんなケースがありました。

ご親戚に海外赴任された方がみえました。

 

 

その方のお知り合いの外国人のお嬢さんが、日本に観光するということで、ひきこもっている方のご家庭にホームスティをお願いできないかという設定を作ってもらいました。

 

 

写真付きの自己紹介文は、ひきこもっている息子さんが共感できる内容にしました。

アニメは「ナルト」が好きで、たこ焼きが食べてみたいなどなど。

 

 

「お前が嫌なら断るから考えてみてくれ。」と言って、自己紹介文をドアの下から入れて数分もしないうちに、「いいぞ。」との返事をもらったのです。

 

 

その日の晩から、彼は自分の部屋を大掃除し始めました。

いらないものを次から次へと処分し始めたのです。

 

 

それどころか、トイレも勝手に掃除し始めて「お母さん、芳香剤を買ってくるから、お金くれ。」と言ったのです。

 

 

 

3日間、彼はアメリカ人高校生の東京見物に同行し、案内役を務めたのです。

もちろん、彼は高校から学校に行っていませんので、英語は得意ではありません。

 

 

しかし、簡単な英語で一生懸命案内をした彼です。

 

 

6ヶ月後、彼はアメリカに旅立ちます。

そして、現地の高校、そして大学を卒業して、今は日本で3児の父親となっています。

 

 

要は、ひきこもっている子どもが、動きたくなる動機が必要なのです。

動機がないのに、動くことはありません。

 

 

一度ご家庭で考えてみてください。

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