発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

怖くて大学に行けない人たちへの10ヶ条。東大

 

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「大学に合格したけれど、怖くて大学に行けないと息子が言っている。」という相談がありました。

 

 

間もなく大学の授業が始まりますから、親御さんは焦っているのです。

 

 

「何が怖いのかと聞いても何も答えてくれないので、困っています。」とご両親が話してくださいました。

 

 

「もともと、人見知りする子で、高校もなんとか卒業できたのが本当のところです。」

「やはり、息子には大学はむりなのでしょうか。」

 

 

事前にご両親からご相談内容を聞いていましたので、入学予定の大学の規模や住む予定のアパートの近隣を調べたりしました。

 

 

また、学生課がどこまで生徒のお手伝いをしてくれるのかを実際に大学に問いあわせて聞いてみました。

 

 

その結果をご両親にお知らせしたのです。

 

 

新入生がよくつまづく点。

 

 

実際に母親が1週間ほどお子さんのアパートに滞在して、下記の点をいろいろと指導することが1番効果があります。

 

 

1、ゴミの分別やゴミを出す場所、時間を紙に書いて玄関のドアに貼っておく。

実際にゴミ捨て場まで本人を連れて行く。

実際に生活したゴミを分別させて指導する。

 

 

2、ガスや電気水道を自動引き落としにする。

 

3、町内会費や催事での募金などがあることを伝えて、いくら払うかを事前に紙に書いて玄関に貼っておく。

 

 

4、家を出る時にすることを紙に書いて、玄関のドアに貼っておく。

 

 

5、寝坊して授業に間に合わないと感じたら、するべきことを紙に書いて玄関のドアに貼っておく

 

 

6、学校に慣れるために最初の1年間はアルバイトはさせない。

 

 

7、まずは母親が、学生課に行き、担当者に息子さんの顔写真を見せて、特徴をはっきりと説明し、どんなことを助けて欲しいか、そして大学側がどこまで助けてくれるのかを実際にきく。

 

 

また、欠席した時にすることや何回まで欠席ができるのかを事前に調べておくこと。

学生課の担当者の名前とできたら電話番号も聞いておく。

 

 

少ない担当者で数多くの学生のお世話をしなければなりません。

1、2回学生課に顔を出した程度では覚えてもらえません。

 

 

8、面倒みが良いクラブ活動や同好会サークルをいくつか聞いておく。

できれば、文化系で女子学生の割合が圧倒的に多いクラブ活動が良い。

 

 

もし運がよければ、部室を訪ねてクラブの部長さんに会えたら、息子さんのことを説明してください。

そして、できたらクラブに勧誘してもらいましょう。

 

 

9、大学が始まる前に大学内の下見を親子でしておく。

下見するポイントは、

 

 

1、昼食が取れる全ての場所。

昼食のオーダーの仕方。

混んでいて大学内の学食に入ることができない場合は、近くのコンビニでおにぎりでも購入して、学内のここの場所で食べなさいと指示を与えておくこと。

 

 

2、人があまり使わない静かなトイレの場所。

不安が強くなるとお腹が痛くなる人がとても多いです。

しかし、慣れない場所で、トイレに行くことにとても抵抗を感じる僕らです。

 

 

そんな時に、誰も使わないトイレを知っていたら、そこが僕たちの避難場所になります。

 

 

トイレの扉を閉めて鍵をかければ、そこは僕たちの楽園となるのです。

そこで昼食をとることも、次の授業まで滞在することもできるのです。

 

必ず学内で誰も使わなそうなトイレの場所を確保しておいてください。

 

 

10、授業を休み続けてしまったら、

 

ここまでしても長期に授業を休んでしまったら?

 

 

 迷わずサポートセンターにお電話してご相談ください!!

 

 

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