発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

30年間ひきこもった人の悲しさがわかりますか。ドラゴンズ

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青木先生と話をしました。

色々な話です。

雑談です。

 

 

それを担当スタッフと一緒に整理してブログを書いています。

よろしくお願いします。

 

 

私は30年間という長い時間、家に1人でひきこもっていました。

 

 

ひきこもりたくてひきこもっていたのではないです。

家から外に出るのが怖かったからひきこもりました。

 

 

 

小学校と中学校の勉強は、とても難しくてわかりませんでした。

塾にも行ったけれど、塾の勉強もわからなかった。

 

 

友達は数人いました。

でも今考えたら、友達でもなかったかなと思います。

 

 

ゲームが好きで中学校の頃から、学校から帰ると部屋で1人でゲームをしていました。

 

 

 

学校の休み時間には図書館で借りた本を1人で読んでいました。

「ファーブル昆虫記」とか「戦国時代のことが紹介してある本」なんかが 好きでした。

 

 

 

高校に行っても、誰も友達はできませんでした。

どうしてなのかと青木先生に聞かれたけれど、「わかりません。」と答えておきました。

 

 

「家で何をしていましたか?」と聞かれたので、「毎日ゲームをしていました。」と答えました。

何もしないと、気が狂いそうだったので、ゲームをやることで頭を正常に保っていた。

 

 

 

「あまり過去のことを聞かれたくないので、もうやめにしてもらってもいいですか?」

「どうして過去のことを聞かれたくないのか」と聞いてきたので頭にきました。

「嫌なものは嫌なんです。」と答えたけれど、「それは答えにはなっていない。」と言われました。

 

 

「楽しいことなんか何もなかったんですよ。30年間ひきこもって楽しいことがあると思いますか。なのになんでそんなことを聞くのですか?」と聞きました。

「過去のことなんかどうでもいいようにと思えることができる為の準備をしています。」と青木先生は言いました。

 

 

 

難しいことをいう人だなと思いました。

でも、この人の言うことを聞き逃さずにいると決心していますし、信用もしていますので、過去のことを聞かれた時の為の準備をしようと誓いました。

 

 

でも今回はもう限界でしたから、やめにしてもらいました。

 

 

 

部屋に帰っても、頭の中では青木先生との話が続いていました。

「30年間ひきこもっていた人の悲しみや辛さがあなたにはわかりますか」と僕は怒鳴った。

 

 

「何もないんです。何もないんですよ。時間を返してくれ。どうしてこうなったんだ。」

 

「僕の中ではまだ高校が終わっていないんだ。成人式もアルバイトも、彼女との初デートも何もかも、まだ終わっていないんだ。」

 

 

「あいつが悪いんだよ。あいつだよ。お前は何もしてくれなかったじゃないか。あのとき助けてくれと言ったのにな。」

 

 

「お前のせいで、俺の人生はめちゃくちゃになってしまった。」

「時間を返せ。頼むから時間を元に戻してくれ。」

 

 

私の心からの叫び。

 

 

 

私は泣いてしまって、そのまま寝てしまいました。

 

 

 

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