年末、年始にもう一度お子さんのことを考えてみませんか。
私たちは、30年間ひきこもりの人たちの支援をしています。
その支援の中で、もっとも難しいことは、ひきこもっているご本人に会えないことなのです。
会えないということは、支援の手を差し伸べられないということです。
逆にご本人に、会うことができれば、100パーセントに近い数字で、回復することができています。
家族が、みんな集う年末年始に、もう一度、子どもさんと向き合ってみましょう。
お子さんにとって、最大の理解者はご両親です。
親子関係が良好ならば、心を開いて外部の支援につなげることができます。
○年末年始を子どもと一緒にすごしましょう。
いつもより美味しいものを食卓に乗せて、
「一緒に食べないか。」と誘ってみませんか。
誘って、返事がなくても大丈夫です。
「親は僕のことを気にしてくれている。」とわかってもらうだけでも、効果はあります。
誘うのは数回だけにしてください。
くどいのは逆効果です。
返事がなくても落ち込まないでくださいよ。
○年末に際して、大掃除を手伝ってくれることを頼んで
みませんか。
「こことここをお願い。」と
はっきりと頼むのがこつです。
また、頼む理由も大切ですね。
「お母さんは、今年は腰を痛めているので、あまり掃除をさせたくないんだ。手伝ってくれないかな。」
こんな理由を考えましょう。
「仕方がないな」とブツブツ言いながらでも、手伝ってくれたという報告をたくさん聞いています。
そして、労働の対価として、是非お金を払ってください。
少し奮発してあげてください。
「助かったよ!!」とここは少しオーバーに言ってもらっても構いません。
本人たちは、具体的にやったことで褒められたのですから、嬉しいのです。
決して、言葉にも、顔の表情にも出しませんけれどね。
○まちがっても下記のことは言わないでください。
「この先をどう思っているのか? このままでいいのか?」
本人は、今から社会に戻るにはどうすれば良いのかわからないのです。
不安が強くなり、それでひきこもっているのです。
さらに追い立てることはしないようにしましょう。
ご両親との関係が良好であれば、必ず心を開きます。
その時に「一緒に考えてみよう」と誘ってみるのです。
中々心を開かない人たちには、それしか方法がないのです。
この年末、年始、今一度、挑戦してみてください。
何もしないと、ゼロのまま、何も変わらない。
最大の支援者は、私たちではなくて、ご両親なのですから。
そんなことが、考えられないくらい、親子関係が悪くなっている場合は、サポートセンターまでご相談ください。
年末年始もお問い合わせに対応できるようにします。
下記のメールアドレスに内容を書き込みください。
3時間以内にご返事をするように心がけます。
ただし、天候などにより、インターネット状況が悪い場合もありますので、ご了承ください。
smilehousejapan@gmail.com
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