発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

小、中不登校だったバード君の現状 東大

 

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  時には小粋なジャズボーカルが流れる時間の中で過ごしたい。

 

「バード君」は今日本で学校に通っています。

休むことなくまじめに通学していますが、色々と問題が出ています。

 

 

1、友達ができない。

授業が終わるとそのまま自分の部屋に直行です。

毎日のように事務所に顔を出して、仲が良い利用者と雑談をして夕食を食べて自室に帰ります。

 

 

友達はできたのかと聞きますと顔を大きく左右に振ってテーブルに顔を伏せてしまいます。

 

 

友達が作りにくいことは事前にわかっていましたから、授業と授業の合間の過ごし方等を学校が始まる前になんども繰り返して伝えました。

 

 

a、パニックになったら◯◯へ行く。(人がいない場所はどこか事前に調べました。)

 

 

b、お昼は自分で通学前に◯◯のセブンイレブンでおにぎりを購入して教室で食べる。◯◯のコンビニに大勢人がいたら△△のセブンイレブンで購入する。

 

 

セブンイレブンのおにぎり以外は受け付けません。

前日に購入することは絶対に嫌がります。

 

 

 

c、授業が休校になったら図書館の「この場所」(図書館が広くて空いている席が多いと自分でどこに座っていいのかわからずにパニックになりますので事前にこの列と指定してあります。)に座って勉強すること。

 

 

席を一時的に離れる場合は盗られても良いもの例えば筆箱とノートを置いて席を離れなさい。

 

 

d、授業のスケジュールなどでわからないことがあった場合は学生課の◯◯さんのところに行って教えてもらいない。

「◯◯の授業を△△で受けようと思ったら誰もいないので掲示板をみたけれどわかりませんので教えてください。」

 

担当の◯◯さんがいない時は△△さんに、△△さんもいな時は、学生課にいる人ならば誰でもいいので聞きなさい。

 

 

e、毎日◯◯時発の電車に乗りなさい。

そのためには◯◯時に起きなさい。

◯◯時に起きるためには◯◯時に寝なさい。

 

 

このように全てのことを決めたいと「バード君」から学校が始まる前にスタッフに相談があったのです。

 

 

これらの決めごとはほんの一部です。

 

 

フィリピンでも学校に通っていましたが、日本でのようなことは一切する必要がありませんでした。

 

 

 

「バード君」がスタッフに話してくれました。

 

 

「日本は情報が多くありすぎて処理できない。とても疲れる。脳が疲れるのです。」

 

 

 

「フィリピンに住んでわかったけれど、外国は情報が少ない。もちろん情報はあるけれど、タガログ語はわからないし、英語も日本語と違う。日本語はあちらから強制的に情報が侵入してきやがる。」

 

 

友達ができないというよりは、友達を作りたいという要求より日常生活で一杯ということらしいです。

 

 

 

「バード君」は海外で生活したいと願っていましたが、ご両親がいずれは同居するという目的があるので、日本に返して欲しいとなったのです。

 

 

なんとかして日本の学校を無事に卒業できるまでサポートして行きます。

 
 
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