発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

訪問は孤独との戦い。俊介

 

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毎日、毎日、ひきこもってみえる方のご自宅を訪問しています。

訪問が生活そのものになりつつある僕です。

 

 

訪問時には必ず美味しいものを持参しています。

美味しいものを持って来てくれる人が強制的に何かをさせるわけがないと思っていただければと思ってのことです。

 

 

どんな美味しいものをもっていくか?

なかなか決めるのが難しいのです。

 

 

また同じものを持って行ってはいけないので、訪問日記はとても重要です。

 

 

先日お肉が好きだという方にケンタッキーや山ちゃんの手羽先などを持って行っているのですが、趣向を変えてお菓子を持っていきました。

 

 

次の時に行ったら全く手をつけていませんでした。

その方はお菓子はダメでした。

と、言いましても毎回お肉というのも難しいんですよ。

 

 

 

そんな時に物産展というのはとてもとてもありがたいです。

変わったものが色々とありますからね。

「これを持って行ったら、きっと驚いて美味しく食べてくれるだろうな。」と感じたら、僕まで笑顔になります。

 

 

いつも買う時には「彼らが美味しそうに部屋の中で食べている姿を想像します。」

そんなことを想像しますと、涙が出てしまう時もあります。

 

 

僕がひきこもっているその辛さ知っているからです。

毎日どんな思いで部屋でじっとしているのかを考えたら胸がいっぱいになります。

 

 

ああああ、本当に自分は無力だ。

なんとかして、部屋から出られる様に背中を押してあげたいんだけれど、なかなか良いアイデアが思い浮かばないのです。

 

 

思い切って、扉を開けて「さあ、僕と一緒にここから新しい希望の場所へ出ましょう。」と言ってみるか!! とも考えてみますが、そんなやり方はリスクの方が大きいのでやりません。

 

 

 

無力感をずーっと感じている僕です。

せめて、僕が訪問して、ひきこもりから脱出した人たちの現状を報告してくださいとはいつもお願いしています。

 

 

昨年部屋から出た10年間ひきこもった人は、英語の勉強を一生懸命しています。

 

 

今年の6月には大学には進めませんでした。

まだ不安が強いとのことでした。

 

 

でも今その不安と戦っているそうです。

先日はマリンスポーツをして心から楽しめたそうです。

写真を見せていただきましたが、笑顔がとてもよかったです。

 

 

「僕の訪問が役に立ったんだ。」

そう自分に言い聞かせることができました。

あなたの頑張りがぼくの心の支えになりますよ。

 

 

 

2年前に訪問した人は今、大学2年生です。

友達もできてようやく落ち着いて大学に行けているそうですよ。

「大丈夫だ。僕の訪問が役に立ったんだ。」と自分に言い聞かせました。

 

 

 

 

そんなことでもなければ僕はこの孤独な日々を歩き続けることができません。

 

 

もちろん日々事務所にてスタッフと打ち合わせをしているのですが、やはりこの訪問はとても精神的に疲れてしまうものなんです。

 

 

 

 

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