発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

程度の悪いアスペルガーな僕が今感じること。ヒロ

 

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 6年前大学の正門で

 

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       8年前かな研修会にて

 

 

僕は最近思うんだけれど、昔のことを忘れてしまっているんだ。

 

 

いじめられた時のこととか勉強が全くわからなくて本当に毎日学校にいくことが辛かった時のことを忘れてしまっている。

 

 

いつからそうなったのかははっきりとは覚えていない。

でも昔は、大学のテストが難しくて、イライラした時なんかは昔いじめられた時のことが鮮明に思い出されたりもしていた。

 

 

でも大学を出てもう一年がたった。

イライラすることはあまりなくなった。

最初の就職で失敗したことはとてもイライラした出来事だったけれど、でも昔の嫌なおもいでは思い出さなかった。

 

 

スタッフがなんども言っていた。

「嫌な思い出は決して消え去ることはできない。落ち込んだりした時に繰り返し出て来て、自分をもっとダメにしようとする。」って。

 

 

確かにその通りだった。

でも、今は本当に昔のことを思い出さなくなった。

というより、思い出せなくなった。

 

 

自分が書いた昔のブログを読んでも、ピンと来ない。

「本当に俺が書いたのか」って思ったり。

読んでみてもとても疲れてしまう。

 

 

 

「大変だったな、バカヒロこいつは。スタッフに苦労をかけやがって。」そんな風に独り言を言っている僕がいて、周りのスタッフが驚いていた。

 

 

 

今考えていることは家庭を築くことです。

早く結婚して、自分の子どもと遊びたい。

シンプルな夢でしょう。

 

 

「ほとんうに早く落ち着きたいな。」って思っている。

 

 

 

あと、青木さんが考えているバンド活動にも参加したい。

青木さんはギターで東大さんはベース、俺はボーカル。

調理人がキーボードでドラムスがいないんだな。

 

 

コミックバンドらしい。

なんだか面白そうだ。

夢はフィリピンのテレビ番組に出て視聴者から笑いを取ること。

 

 

なんだろ。

なんかいいんだよね。

特別に何か大きな夢があるわけじゃない。

 

 

でも僕は幸せだな。

 

 

その一方でたくさんの人たちが助けをサポートセンターに求めている。

僕にも助けてほしいという依頼をいただく。

自分にできることは精一杯させてもらいます。

 

 

でもできないことの方が多いなと感じます。

どのご依頼も大変な状況です。

みんな、毎日の支援で5年とか10年が必要なくらい重い状況なんだ。

 

 

でもどの親御さんもそんなに長い支援を考えていない。

もっと短い時間でなんとか回復するんだと思ってみえます。

 

 

「はあー。」と僕はため息をついてしまいます。

なんともならないな。

無理ですよ。

 

 

「こうなる前になんとかならなかったのか」と言ってはいけない言葉が出てしまう僕です。

 

 

 

 

本当にこの支援は大変だ。

ただ、ただスタッフや青木さんに頭が下がります。

 

 

 

なんだろうな。

僕は13年間の支援を受けて、サポートセンターでもっとも大変な事例だと言われた男だ。

 

 

 

そんな僕だったということを忘れてしまっている僕がいる。

 

 

 

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