今は就労ビザ待ちということで、古巣のサポートセンターで働いている僕です。
まあ勝手知った場所ですからね。
快適です。
仕事の内容は全般です。
銀行での入出金。
宅配受け取り、発送。
航空会社とのやりとり。
フィリピン現地の会社とのやりとり。
事務所で必要なものの買い出し。
事務作業など。
しかし、当然ですが、「程度の悪いアスペルガーな僕」は間違えてしまうのです。
一生懸命頑張っているのですが間違ってしまいます。
間違ってもバカにされたり、怒鳴られたりはしません。
むしろ何を間違えたのかを丁寧に説明してくれるスタッフです。
僕がわかるまで説明してくれます。
だから間違えたことは次回からは間違えません。
インターナショナルハイスクールの時から、簡単なお手伝いをやらせてもらいました。
大学で1年、2年と進むうちに段々むずかしい作業へと変わっていきます。
そして今は一般の会社と同じ作業をしています。
障害者向けの仕事ではありません。
今までの僕は間違えると、ふて腐れてしまいます。
再び落ち着くまでに長い時は半日かかる時もありました。
しかし、今は落ち込んでふてくされることはしません。
ふてくされなくても済むようになりました。
自分で自分の感情をコントロールすることができるようになってきました。
間違えたら、今度は間違えなくて済む。
だから今のうちに、社会でのあらゆることを経験して失敗してそこから学んだら、次からもう怖いもんなしなのでしょうか。
スタッフが「理論的にはそうだね。すべてのことを体験できるわけがないけれど、このようなやり方をしていくと、段々と仕事の場面での失敗は減っていくよ。」と言いました。
嬉しかったです。
僕は成長しているのですから。
確かに僕も自分の成長を実感できています。
昔のブログを読み返しても、それははっきりとわかります。
昔は気持ちが高ぶると、走り回るということをしていた僕です。
しかし、最近は走り回ったりしてはいません。
走り回らなくても落ち着くことができるようになったのです。
ものごとを落ち着いて見たり、考えたりすることができ始めてきました。
これを成長というのでしょうか。
大学を卒業して1年と少したちました。
今は将来に「希望」を持っている僕です。
経済的に、精神的にも自立していくことができると自信を持ち始めました。
そのようになれたのは自分の力ではなく、周りで僕を丁寧に長いこと支援してくれた人たちのおかけです。
僕のような人でも、できないことも支援をしてもらえれば、時間はかかりますができるようになるのです。
できるようにするのか、できないまま年を重ねていくのか。
答えは二つにひとつです。
ではまた明日。
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