発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

僕のブログを読んでいてくれるお母さんへ 俊介

 

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1人のお母さんが、毎日ぼくのブログを読んでいてくれるそうです。

 

 

 

そのお母さんには、アスペルガーの疑いがあるお子さんがいます。

 

 

そのお子さんの状況と僕がブログで書いている昔の僕の状況がとても似ているそうです。

ですから、僕のブログがとても参考になるそうです。

 

 

そのようなお母さんが他にもいるかもしれませんね。

僕は15年ぐらい前の中学、高校の時のことを思い出して書いています。

それはついこのあいだのような出来事です。

 

 

では、僕のような子どもをもつお母さんに僕ができるアドバイスをします。

 

 

1、経験をさせること

 

僕の毎日は学校と家との往復でした。

家庭にそれほど余裕がなかったこともありますが、外に出かけるということは全くありませんでした。

僕の家庭自身が引きこもりのような状態でした。

 

 

今になって思うのですが、お金がなくてもできることはありますよ。

例えば、僕の家の近所に1人暮らしの高齢者がいました。

よく僕の家に来ていました。

 

 

世間話をしに来ていたのです。

母は忙しくて、あまりかまってあげてはいませんでした。

もっぱら僕が聞き役でした。

 

 

そのおばあさんが「家具をどかしたいけど、腰が悪いので動かせない。」とよく言っていました。

お母さんが、「行って手伝ってあげなさい。」と言えば、ぼくは手伝ってあげていました。

 

 

でも、母は何も言いませんでした。

母が言っていないことを僕が勝手にやることはできませんでした。

 

 

 

そのおばあさんが亡くなった後で近所の人たちで葬式をあげました。

お通夜で家に上がったら、大きな家具が目に入りました。

その家具は斜めになっていました。

 

 

おばあさんはなんとかしてその家具をどかそうと1人で頑張っていたんだなと想像しました。

手伝ってあげれなくて、申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

 

 

おばあさんの家に行って、家具を移動させたり、買い物を手伝ってあげたりするだけでも、きっとそれは昔のぼくにはとても大きな経験になったと思います。

 

 

誰かの役に立つという経験は僕のような子どもには大きな自己有用感を与えてくれます。

僕にはそんな経験が一つもありませんでした。

 

 

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東大さんと一緒に、親に捨てられた子どもの施設で、夕食を作りました。

 

 

サポートセンターでお世話になって、ぼくはボランテイア活動をさせられました。

そこで、自分がしていることが他の人たちの役に立っているという経験を数多くしました。

 

 

そしてぼくは思いました。

自分の為に生きずに、他者の為に生きたいな。

偉そうな言い方ですが、そんな風に思えてから、僕は生きるのが随分楽になりました。

 

 

 

子どもに有用感を与えるてあげられるのは、お母さんしかいませんよ。

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    後で写真を見たら笑っている自分に驚きました。

 

勉強も大切です。

でも、いくら勉強ができても、日常生活のことができないなら、その人は社会にとけ込めません。

 

 

でも、日常生活のことができれば、勉強がそんなにできなくても社会にとけこめれます。

 

 

ぼくはサポートセンターで嫌という程、社会常識が欠如した成人男性と出会って来ましたから、はっきりと言います。

 

 

良い経験を与えてください。

それが全てです。

 

 

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