イメージです。こんな場所は落ち着けません。
サポートセンターは、2月に研修会で話す機会をもらいました。
対象は教員が主です。
しかも、かなり勉強をされている熟練した教師たちだそうです。
「その方達を前にして、私たちの話が何かお役に立てるんでしょうか」と青木は言っています。
その教師たちの中にはこのブログの熱心な読者の方もいらっしゃるそうですよ。
「青年期の支援の実際を知りたい。」
「いかにしてやる気を出させ、そして出させ続けて、ゴールに辿りつかせるのか」
「日々の支援についてお聞きしたい」とのことです。
その学習会は、何年も継続して特別支援や発達障害に携わってこられた先生がたが参加され、またその中心がとても有名な先生なのです。
青木は話が来た時から、落ち着かないと言っています。
まあ、メインはリアルヒロさんにお会いしたいそうですよ。
しかし、今とても状態が悪いのです。
「もしヒロさんが行けなくなったら、東大さん、ピンチヒッターで登板してもらえますか」と打診を受けました。
ヒロさんの代役など恐れ多いです。
困りました。
「おーい、ヒロさん、多分読んでいると思うけど、僕では役不足なんだ。あなたの13年間の死闘のドラマをみなさん聞きたいんだよ。どうか私を助けてくださいな。」
一応、ボールは投げておきました。
さて、前回の続きです。
青木に買い物に付き合ってもらった後、青木から食事に誘われました。
素敵なホテルのレストランです。
周りはほぼ外人です。
そこだけが異空間のような感じがしました。
外の喧騒とも無縁の空間が不思議でした。
席についた途端、青木の携帯が鳴りました。
電話が取れる場所に小走りで向かう青木。
30分後に戻ってきました。
デートなら、まず、彼女はおかんむりでしょうね。
青木が戻り、席について注文をしました。
注文し終わると、また青木の携帯にメールの着信です。
「ちょっと失礼。」と、私に会釈して、メールの返信をします。
私も時間潰しに、会場で歌っている歌手の曲のタイトルを思い出してみます。
青木が、メールに返信します。
そのメールにまた返信が来ます。
そのやりとりが5分くらいかかったでしょうか。
彼女だったら、「いい加減に携帯の電源を切らないの?」と言いそうだなと想像しました。
さて料理が来ましたよ。
ああああ、見ただけで美味しいなと感じました。
人間もそうでしょうが、外見も大切ですね。
「いただきます。」と言ってナイフを手にした私です。
青木の携帯が静かなホテルの空間に鳴り響きます。
静寂を打ち破った不届き者の正体を見定めるべく、周りの視線が一斉に青木に向けられました。
小走りにレストランからでる青木。
20分後、青木が戻ります。
「あっ」と青木の声。
・・・・ そうなんです。
どうしたことか、出て来た料理を私は全部食べてしまったんです。
「あっ」と言われて我に返った私です。
まろやかな艶やかな歌声に魅了されて、お酒も食も進んだ私でした。
こんな時間は初めてかもしれません。
本当に素敵な時間をありがとうございました。
大変な内容の電話だったんでしょうか。
青木は憔悴仕切っている感じでした。
彼女は、立ち上がり言うでしょうね。
「今日でお別れします。さようなら。」って。
支援は大変だなあ。
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