読者の人が描いてくださったんだ。ありがたい。本当にありがたい。
朝6時におれの携帯電話が鳴った。
手に取ると、社長秘書からだった。
嫌な予感は的中した。
「会社の都合で2週間自宅待機をお願いしたい。」とあっさりとした言い方で電話は切れた。
すぐに掛け直した。
「あのう、採用見合わせということですか。」
「2週間自宅待機をお願いします。」と同じ返事。
ハハハハハ。
首を切られたな。
やっちまったな。
程度の悪いアスペルガーに無職という肩書きが加わった。
はああああ。
結局、俺は会社の和を乱す不届きものということですかね。
必要ないんだ。
邪魔なんだ。
お前は社会のゴミだ。
頼むからいなくなれ。
中学の時のことを思い出した。
クラス全員の自筆で書かれたメッセージ。
真ん中に「ヒロの墓」とお墓が描かれていた。
「早く死んでください。」BYクラス一同。
この光景は繰り返し出て来る。
何かうまくいかなくなった時に。
居場所がなくなった。
これがきつい。
大学の同期は全員就職を成し遂げたというのに。
俺だけが無職。
世の中の誰も俺を必要としない。
これが現実なんだ。
気が狂いそうだ。
なんとかギリギリ自制はできている。
しかし、ふと強い憎しみが自分の中にあることを確認した。
すぐに青木さんに電話した。
「怖いです。」
「社長にチクった女性社員がにくくてしかたがない。」
「もし街であったらなんとかしそうでこわいです。」
「俺の夢を何もかも奪い取りさった女性社員がにくくてしかたがない。」
「街であったら、相手を傷つけるかな?」
「・・・・・・」
「なんでこんなふうになったんだろうな。」
俺は泣いた。
「やっぱりダメじゃん。あんたは大丈夫と言ったけど、俺は首をきられたんだ。」
今までの全ての努力が泡となって消えたんだ。
だったら俺は刑務所にいた方が良かった。
俺の居場所は刑務所でいい。
なんであの時、死ねなかったんだろう。
俺は生まれてきてはいけない人間だったんだ。
母親をICUに送った。
死んでもおかしくなかった。
兄弟たちの進路も妨害してしまった。
家族に縁を切られたのは当然の結果だ。
サポートセンターのスタッフに暴力を働いて入院させたこともあった。
優しいスタッフをめちゃくちゃに殴った。
そんな俺は死ねばいい。
死ぬことが必要なんだ。
泣いた。
悲しかったから泣いた。
散々泣いた。
青木さんと電話が繋がっていることを思い出して、携帯を見たら切れていた。
再び青木さんに電話した。
「泣き止んだか?」
「はい。すみませんでした。」
「なんで謝る?」
「とてもお忙しいのに手間をとらせてしまってごめんなさい。」
「そんなふうに感じられたんだな。すごい成長だ。」
「ヒロさんが次にしなけれげいけないことは何?」
「反省です。それと練習」
「スタッフが徹底的に付き合ってくれるでしょ。」
「何かスタッフに文句はありますか」
「何もないです。」
「では頑張っていきましょう。」
「ありがとうございました。」
すみません。
情けないですが、これが現実です。
でも俺は頑張りたい。
頑張って自立して、税金を納める。
俺も社会の一員として認められたい。
そして家庭を築きたいんだ。
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次回お会いする時には、また笑顔でご報告させていただきます。
再び自殺することなんてしませんのでご安心ください。
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