発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

20年間のひきこもりに終止符を Mr.Joe

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  私は自由だ。でも自由には自己責任とコントロールが必要だ。

 

 

東大さんはとても忙しくて文章を書けないそうなので私が書くこととなりました、Mr.Joeです。

 

 

私は12月31日がとても嫌でした。

世界中の多くの人が新しい年を迎えることに興奮と歓喜の輪の中にいるのに、私だけ取り残されている感じがしたからです。

 

 

私は他の人たちの様に喜べないのです。

世界中が喜んでいることをむしろ冷めた目で見ていました。

 

 

昨年は日本人のスタッフさんに新年カウントダウンパーティに誘っていただきました。

私1人なら絶対に行きません。

意味がよくわからないからです。

 

 

サポートセンターでお世話になって、「人生を楽しむ。」ということを教えていただきました。

「人生は楽しいんです。」

人といることは苦痛ではなく、喜びなんです。

 

 

ですから、そのカウントダウンパーティは少し楽しみにしていた私です。

 

 

少しおしゃれしていこうとスタッフに言われて、髪の毛を切って染めもしました。

 

 

デパートで若い女性スタッフに着せ替え人形のようにさせられて選んだ服。

それを着た私は、我ながら中々の男前でした。

 

 

じーっと鏡の中の自分の姿を見つめる私です。

私はこんな顔をしているのか。

こんな体型なのか。

 

 

思わず鏡の中の私に微笑みかけたんです。

「Hello友達、元気でやっているかい。」って。

周りに聞こえないくらい小さな声でね。

 

 

私が微笑んだら鏡の中の私も笑っていました。

とても素敵な笑顔でした。

「いいよ。いいよ。その笑顔。」

 

涙が出てしまいました。

そうしたら、鏡の中の私も泣いています。

「泣かなくてもいいんだよ。もう泣かなくていいんだからね。」

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 2016年6月14日フィリピン到着後、感極まってしまいました。 

 

 

昨日の俊介兄いさんの記事を読んで驚きました。

私も同じことを青木さんに言われてやらされていました。

でもそれは回復へのプログラムだったんですね。

 

 

「どうして、始める前にこのプログラムの意図することはとか話してくれなかったのですか」とスタッフに聞きました。

 

 

「他者を支援することと、それが自分の成長に繋がることは、終わってみて初めて気づくことなんですよ。」と言われました。

 

 

なるほどそれも俊介兄いさんと同じだったわけか。

つまり、「同時に2つのことを考えながら行動することは私たちの様な人には難しい。」ということなんですね

 

 

私は俊介兄いさんと会ったことも話したこともないのです。

以前のブログを読んでいた程度でした。

だからこんなに色々な葛藤があったのかと驚いてしまいました。

 

 

初めて国際救助隊が私の家に訪問してくれてから、今月でまる2年が過ぎました。

 

 

そして来年の4月から私は1人で自立への道を歩みます。

20年のひきこもり生活から完全におさらばするのです。

 

ヒロさんの言葉をお借りします。

 

「感無量とはこのことです。」

 

 

 

私はまだしばらくブログを書き続けたいです。

私の頭の中を整理したいのです。

申し訳ないですが、しばらくお付き合いください。

 

 

 

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