発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

Mr.Joe南国でサンタになる。Mr.Joe

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ヒロさんは泣くのを我慢してこんな硬い顔になっています。

 

両親が蒸発してしまった兄弟がいます。

老いたおばあさんが2人の孫の面倒をみています。

そのおばあさんは足が不自由になり働くこともできなくなりました。

 

フィリピンは養護施設はどこもいっぱいで順番待ちです。

おばあさんは2人の孫の面倒をみることにしました。

 

 

お父さんは他の女性を好きになり駆け落ちしました。

お母さんは心の病気で、2人の兄弟を赤ちゃんの時川になげすてました。

そしてある時お母さんはいなくなってしまいました。

 

 

私たちが毎月訪問して、支援している小学校の校長先生からこの兄弟を助けて欲しいと言われました。

具体的には、毎日の食事と学校での行事費用などの支援です。

 

 

今年のクリスマスは私が訪問することになりました。

私はこのような家庭に訪問するのが苦手です。

すぐに泣いてしまうからです。

 

 

私は泣くとフリーズしてしまうのでよくないのです。

でもスタッフから「Mr.Joeがやってくるよ。といったら2人の子どもはジャンプして喜んだんだって。」と言われたら、行くしかありません。

 

 

車で1時間かけて、山の中の貧困地区にある兄弟の家に行きました。

私の下手な文章でご紹介するよりも写真をみてください。

 

 

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良いものをあげたいのでデパートで購入。50%引きしか買えませんが。

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   丁寧に包装することが大切だと学びました。

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  おばあさんにも服を!! 泣くのを必死にこらえた私です。

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この男の子は家の手伝いをしなければならないのであまり学校に来ていません。

先日行った小学校でのクリスマス会にその姿はありませんでした。

私は、この子の家に行き、私たちが用意したプレゼントを届けました。

 

小学校から道なき道を歩いて、1時間もかかるところにある小さな藁葺きのような家でした。(実際は竹でできた家です)。

この子はお父さんと一緒に山奥で作業していたので会えませんでした。

 

この子は、プレゼントを持って行った私に「ありがとう」を伝えたかったそうです。

 

 

そのことを小学校の校長先生は知っていましたので、近くに住む同級生のご自宅に電話して伝えてもらったとのことです。

 

「この前、ぼくの家に来てくれたけど、ぼくはお父さんと一緒に働いていたから。Joeありがとう。来年もぼくの小学校に来てください。」

 

 

それだけ言い終わると、今来た道を走って帰って行きました。

 

 

「ありがとう」

その一言が私の心を強くするのです。

私こそ、あなたとの出会いを「ありがとうございます。」

 

 

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