発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

彼を変えたものは!! 2 ヒロ

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 長い間お世話になりました。新しい人生を新しい人たちとお幸せに!!

 

 

青木さんとの話が終わって、僕は深呼吸をしました。

3度して呼吸を整え、手帳に書きました。

「話を徹底的に聞け。」と。

 

 

そして声に出しました。

僕が発した声はぼくの耳から入り、そうして脳に命令を伝えます。

そして、ドアをノック。

 

 

「はい。」という落ち着いた成人男性の声。

「失礼します。」と言いながら室内に。

「えっ」

 

 

その人は腕立て伏せをしていました。

「ごめん、ごめん」

「少しの時間も大切に」をモットーに。

 

 

「さあ、座ってください。」

小さな食卓テーブルを見ると、紅茶とコーヒーが全部で4つのカップ。

誰かお客さんが他にも見えるんですか?

 

 

いやあ、失礼しました。

ヒロさんが何がお好きなのかお聞きすることもできなくて、申し訳ないので、紅茶とコーヒーどちらでも飲めるように入れておきました。

もう冷めてしまったみたいなので、入れ直しますね。

 

 

あなたに会いたかったな。

あなたのブログを3ヶ月前に知ったんですよ。

サポートセンターに誘われて、フィリピンにきたのは良いけど。

 

 

何も知らなくてね。

それで、徹底的に調べたんですよ。

青木さんはクリスチャンですね。

 

 

キリスト教と言っても、世間をお騒がせしているキリスト教もありますから、そこは慎重に調べまして、そうしたら大丈夫でした。

 

 

青木さんは以前は不良少年たちの更生をされたり、余命いくばくもない子どもたちのお世話をしていたりもしていたんですね。

 

 

凄い人ですよね。

そして、本題のあなたです。

ヒロさん、まずはあなたにお礼を言います。

 

 

ありがとうごさいました。

そして、次はえーっと何を言うんだったかな。

ダメだ。ちょと失礼します。

 

 

ダメだ。

ダメだ。

そう言ってその人は頭をかきむしり始めました。

 

 

しばらく様子をみていたら、落ち着きました。

情けないです。これがぼくなんです。

人前で話すことが怖いんです。

 

 

だからぼくなりに一生懸命文章を考えて暗記したんです。

ヒロさんにあったら、こう話したいなって。

 

 

でも、忘れてしまった。

そうしたら、なんか自分はやっぱりダメだなって。

 

 

ぼくは昔から何をやってもダメな人間なんです。

頭も悪いし、体力もない。

人と話すことも怖くてできない。

 

 

顔もひどく醜い。

だから死んだ方が良いってずーっと思つていました。

高校中退してからずっーと部屋でじーっとしていました。

 

 

なんとか気力をふりしぼって、スーパーでバイトをしました。

一生懸命頑張ったら、従業員見習いと言う立場にさせてもらいました。

 

 

そうしたら今までと違って、責任が重くなって、また失敗ばかりし始めて、そして、お客さんに悪態をついて、自分からやめました。

 

 

こんなにすらすら話してはいません。

割愛させていただいて、ぼくが下記にまとめて書きます。

 

 

つまり、一生懸命真面目にやるんだけれど、成功した試しがなくて、それどころかいつも何か違う問題を引き起こしてしまった人生で、僕たちと出会う前までは「いかにして死ぬか」を考えていたらしいです。

 

 

そしておかあさんが、サポートセンターに電話してお世話をお願いされて、今フィリピンにいます。

 

 

優しいスタッフたちに促されて、色々なことをやりましょうと誘われても、またどうせ失敗して、周りを嫌な思いにさせてしまうと感じて、不安が強くなり、何もできなくなってしまったそうです。

 

そして、青木さんに「死んでしまいたい。」と相談したところ、ヒロさんに会って話を聞いてみなさいといわれたらしいです。

 

 

でもいざ、俺と会っても前回は何も話されませんでした。

その後、スタッフに俺のブログをことを教えてもらい、読んだそうです。

それで、その人はわかったそうなんです。

 

 

「自分よりダメな人がいて、めちゃくちゃ失敗ばかりしても、諦めずに、なんとか前に進もうとした。そして周りのスタッフが応援し続けた結果、少しづつだけれど、成長していった。」

 

 

母親を殴ってICUに送り込み、なんども警察沙汰を起こしたIQ70の少年が変わった。

 

 

「海外の大学を卒業した。」

「彼女ができた。」

「友達もできて信望もあつい。」

「今は就職に向けて準備をしている。」

「数年以内に結婚して家族を持つ予定をしている。」

 

 

なんで変わることができたんだ。

それは周りの信頼できる人たちに変えてもらったということ。

 

 

だから、ぼくも自分を全て白紙にして、スタッフたちを徹底的に信頼して、幸せになるんだ。

 

 

と言う決意表明でした。

 

 

すみません長く引っ張りました。

そして、ぼくはその人に向けて話したんです。

 

 

それはまた明日です。

読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

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