発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

程度の悪いアスペルガー支援を受けて13年 ヒロ

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今月は俺の誕生日月。

29歳になります。

そして支援受けて丸13年。

 

 

先日マニラから俺の住む街にお客さんがあった。

マニラでスタッフをしているKさんだ。

Kさんと会うのは7年ぶりです。

 

 

俺がフィリピンにはじめて来た時に会った以来。

KさんはKさんで他の人の支援で忙しかったんだ。

それで会うのは7年ぶり。

 

 

ちよっと俺の街に用事があったから、ついでに事務所をのぞいたんだ。

そして俺と7年目のご対面。

 

 

「あっそうそう。遅れたけれどご卒業おめでとうございます。」

「私から卒業祝い、半年遅れだけれど。」

それは腕時計だった。

 

 

時計を持っていなかったので嬉しかった。

 

 

「それにしてもあなた変わったね。」

「時々ブログ読むけれど、ほんと内容が昔と違うもんね。」

「ほんと人は変わるんだね。」

 

 

俺の幼少期を知るこうるさい親戚のおばちゃんが、久しぶりに実家に立ち寄って、軒先きで話こんでいるかのようだった。

 

 

じーっとおいらを頭のてっぺんから足のつま先まで眺めて「良い人たちに囲まれて良かったね。」と言った。

 

 

そして立ち上がり「それじゃあ、またマニラに帰るわね。」と言い残して帰った。

 

 

 

他のスタッフに聞いた。

「俺は変わりましたか?」

「変わったね。」

 

 

「でも、どんな発達障害の人でも年が経つにつれて変わるでしょ。」

 

 

「いや、それが環境によってその変わり幅は違ってくるんだよ。」

「年が行くにつれて変わったという変わり方じゃないんだよ。ヒロさんの場合は。」

 

 

「そうなんですかね。」

「なんか、昔から、こんな感じだったという気がするんですけれどね。」

 

 

「それでいいんじゃない。昔のことを忘れたなら、それはそれでいいんだよ。」

「どうでもいいじゃない、昔のことなんて。」

 

 

「ちょっと、外歩いて来ます。」

外は真上から太陽の野郎がこれでもかと直射日光を振りかざして来やがる。

ハードだぜ。

 

 

「どうでもいいじゃない。昔のことなんて。」

その言葉がなんどもなんども俺の頭の中を回っている。

 

 

そんなこったあどうでもいいさ。

どうでもいいさ。そんなこと。

 

 

僕は幸せ。

幸せ男、ヒロですよ。

 

 

腕に巻いたGショックの重みがなんだか心地よく感じる真夏の午後3時。

 

 

結婚がしたいと強烈に思う。

東大さんより早くしたい。

でも多分負けるな。

 

 

また明日。

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