僕は調理師になろうかと考え始めています。
スタッフたちがそれがいいのではないかと言ってくれたんです。
今までにマニラにあった小さな日本食堂で2ヶ月間お手伝いしました。
その時のぼくに対する評価はとても良かったんです。
決まった仕事を淡々とこなす。
決して手抜きはしない。
自分で決めたことに対しての責任感は半端ない。
特に青木さんから評判が良かったのは、僕が毎日書いていた改善日記です。
気づいたことをその都度メモして毎日まとめてその日のうちに青木さんに送っていました。
青木さんはオーバーにすごいすごいと毎日褒めてくれました。
そして今回、僕たちは貧困地区の小学校で100人分の給食サービスをやったのです。
スタッフたちは朝の5時半起きでしたが、僕は4時半に自主的に起きて準備をしました。
そのことが青木さんの耳に入り、お忙しい青木さんがわざわざ僕の住まいまで来てくれて、僕を労ってくれました。
そこで、青木さんが言ってくれたのです。
「調理が向いているんじゃないのかな?」
「またこの地で日本食堂を開くから、そこの責任者になれるように準備しないか。」
そう言ってくれました。
ぼくは嬉しかったです。
青木さんの顔を見たら、微笑んでいました。
「ぼくにできますかね。」
「やりたいんじゃないの?」
「美味しい料理を作ればその都度みんなから褒めてもらえるし、その言葉の裏は何か?なんてもう考える必要はないんだよ。」
「大根は裏切らないですよね?」
「・・・・・・」
「ごめん、それってどういう意味なの」
青木さんが困っていた。
ぼくはなんだかおかしくて笑った。
そしたら青木さんも笑った。
そこにいたスタッフたちも笑った。
笑い声はいいな。
いいな笑い声。
みんなが幸せを感じた瞬間。
今日も一日生かされていることをありがとうございます。
読んでくださり感謝いたします。
明日も笑顔で頑張ります。
下記バーナーのクリックを2つ押してください。
ご協力をお願いします
日本ブログ村に参加しています。
1位でいると新しい人たちが訪問してくれます。
クリックをお願いします。