発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

30年間ひきこもった東大さんのこと Mr.Joe

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サポートセンターで支援を受けている人を全員は知りません。

なぜかというと、1人1人状況が違うので、一箇所に集めて支援をしていないからです。

 

 

 

今になってその理由はなるほどとはわかります。

支援を受けている人同士が関わることができるまでになるには時間がかかります。

それほどここで支援を受けている人たちは状況が大変なんです。

 

 

自分でいうのはなんですが、失敗ばかりしてしまうんです。

 

 

後になってどこが悪いのかをスタッフから丁寧に教えてもらうんですけれど、なかなか理解できなくて大変です。

 

 

時間をかけてわかった後も、こんなこともわからないのかと自分で自分の状況に落ち込みます。

 

 

そんな僕たちは自分のことで手が一杯です。

他に支援を受けている人たちのことなんか考えられませんよ。

 

 

同じような状況の人をみて励まし合うなんていうのは余裕がないとできないことです。

 

 

僕のような状況では拒絶してしまいますね。

同じような相手を見て自分のダメさをまじかに見ているようなので辛いのです。

 

 

だから支援を受けている人同士は距離を離して居るんですね。

 

 

本当によく考えているなと驚きます。

だから、東大さんも時々顔を見たりはしていたんです。

ここでは日本人は珍しいですからね。

 

 

何をしている人なんだろう。

きっと日本の企業から派遣されている駐在員の人だと思っていました。

 

 

一度現地の人と話しているのを目撃してからは、英語もペラペラな人で優秀な社員さんなんだと思っていました。

 

 

ですから、向こうから「ここで何をしているんですか。」と聞かれることが怖くて、2度と会いませんようにといつもビクビクしていました。

 

 

そんな僕が東大さんと会ったのは昨年末に日本で訪問を依頼された時です。

 

 

昨年大変な状況の少年を訪問させてもらいました。

それで効果はあんまりなかったように思います。

 

 

その人とテニスの相手をするのが僕の仕事でしたので、毎日3時間程度専属のコーチをつけてテニスをし続けました。

 

 

その時に東大さんを紹介してもらいました。

東大さんもテニスをやらされていました。

 

 

企業の駐在員ではなくて、なんと東大を出てから30年もひきこもった人ということを聞いてなんども顔を見直したくらいです。

 

 

勉強しすぎて頭がおかしくなったに違いないと警戒したほどです。

本当の東大さんはおとなしい人です。

 

 

青木さんは「東大さんは背後霊みたいだ。」と言います。

確かに僕はそれはうまい言い方だと思い感心しました。

「それはユーモアですか。」と青木さんに聞きましたら、「違う。」と言いました。

 

 

ユーモアを話すことはとても難しいです。

今の僕の一番の課題です。

 

 

東大さんのことはあまりかけませんでした。

明日に書きます。

読んでいただきましてありがとうございました。

 

 

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