ここに拠点を作るという話は本当ですか?まさか、僕が現地駐在員?
僕たちは発達障害の2次障害でひきこもったり、家庭内暴力がひどい人たちをお預かりして、お世話しています。
過去の僕がそうでした。
ひどい暴力で何度も警察のお世話になりました。
母親に大怪我を負わせてしまい、それで家族と離れることになりました。
今、お世話している人たちの背景は様々です。
僕と同じように警察に何度もお世話になった人もいれば、暴力は全然ないけれど、ひきこもっていた人もいます。
さて、アメリカンボーイの旅行が終わりました。
僕たちは自分たちのホームタウンに帰ってきました。
僕にしてみれば6泊7日の旅でした。
「サーフィンをしてみたいんです。」とアメリカンボーイから言われました。
そして、ご両親にお話しして、了解をいただきまして、お連れした次第です。
しかし、お世話している人たちの多くは、突然「やっぱ、いかないです。」とか言うんです。
「もうチケットも部屋の予約もいれてあるんだよ。」
そういうと、黙り込みます。
まあ、こんな状況の人たちですから、ここに来て僕たちがお世話しているんです。
だから、そんなことで感情的になったらおしまいです。
しかし、僕は感情的になります。
「もう、嫌だ。自分の好きにすればいいじゃない。」
そんな風に突き放したくなります。
しかし、サポートセンターのスタッフ達は怒りません。
感情的にはなりません。
落ち着いて、彼らに向き合います。
「アメリカンボーイは、サーフィンをやりたいと何度も言っているが、実際に波を見たら、やらないかもしれない。」
「そう思ったから、2泊3日にしたんだ。」
「まあ、ちよっとサーフィンをしましたでいいとしよう。」
事前のスタッフミーテイングでの話し合いで、みんなで予想を立てていました。
見事に僕たちの予想は外れました。
彼はサーフィンの場所に到着するや否や、「今からやります。」と叫んだんです。
しかし、ひどい雨です。
まずはスタッフ達が、その場所が安全かどうか実際にやって試さなければなりません。
だから、彼のサーフィンは明日以降になりました。
納得がいかないという顔をしている彼です。
初めての場所は危ないので、スタッフが安全を確認します。
「僕たちはあなたが怪我をして欲しくないから、明日にしましょう。と言っているんですよ。」
「わかりました。」と素直に返事をする彼です。
「あれ?こんなに素直だったのか。」驚いた僕です。
これから、彼の知られざる一面を僕たちは垣間見るのでした。
・お菓子、お菓子、お菓子が命。
・ゲーム、ゲーム、ゲームが命。
・だら、だら、だら慢性疲労のような彼。
しかし、しかし、しかし。
みんな勘違いだったんだ。
それはまた明日。
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