発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

アスペルガーなアメリカンボーイの凄さ。 ヒロ

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 ここに拠点を作るという話は本当ですか?まさか、僕が現地駐在員?

 

 

僕たちは発達障害の2次障害でひきこもったり、家庭内暴力がひどい人たちをお預かりして、お世話しています。

 

 

過去の僕がそうでした。

ひどい暴力で何度も警察のお世話になりました。

母親に大怪我を負わせてしまい、それで家族と離れることになりました。

 

 

今、お世話している人たちの背景は様々です。

僕と同じように警察に何度もお世話になった人もいれば、暴力は全然ないけれど、ひきこもっていた人もいます。

 

 

さて、アメリカンボーイの旅行が終わりました。

僕たちは自分たちのホームタウンに帰ってきました。

僕にしてみれば6泊7日の旅でした。

 

 

「サーフィンをしてみたいんです。」とアメリカンボーイから言われました。

そして、ご両親にお話しして、了解をいただきまして、お連れした次第です。

 

 

しかし、お世話している人たちの多くは、突然「やっぱ、いかないです。」とか言うんです。

「もうチケットも部屋の予約もいれてあるんだよ。」

 

 

そういうと、黙り込みます。

まあ、こんな状況の人たちですから、ここに来て僕たちがお世話しているんです。

だから、そんなことで感情的になったらおしまいです。

 

 

しかし、僕は感情的になります。

「もう、嫌だ。自分の好きにすればいいじゃない。」

そんな風に突き放したくなります。

 

 

しかし、サポートセンターのスタッフ達は怒りません。

感情的にはなりません。

落ち着いて、彼らに向き合います。

 

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「アメリカンボーイは、サーフィンをやりたいと何度も言っているが、実際に波を見たら、やらないかもしれない。」

 

 

「そう思ったから、2泊3日にしたんだ。」

「まあ、ちよっとサーフィンをしましたでいいとしよう。」

 

 

事前のスタッフミーテイングでの話し合いで、みんなで予想を立てていました。

 

 

 

見事に僕たちの予想は外れました。

彼はサーフィンの場所に到着するや否や、「今からやります。」と叫んだんです。

 

 

しかし、ひどい雨です。

まずはスタッフ達が、その場所が安全かどうか実際にやって試さなければなりません。

 

 

だから、彼のサーフィンは明日以降になりました。

納得がいかないという顔をしている彼です。

 

 

初めての場所は危ないので、スタッフが安全を確認します。

「僕たちはあなたが怪我をして欲しくないから、明日にしましょう。と言っているんですよ。」

 

 

「わかりました。」と素直に返事をする彼です。

「あれ?こんなに素直だったのか。」驚いた僕です。

 

 

これから、彼の知られざる一面を僕たちは垣間見るのでした。

 

 

・お菓子、お菓子、お菓子が命。

・ゲーム、ゲーム、ゲームが命。

・だら、だら、だら慢性疲労のような彼。

 

 

しかし、しかし、しかし。

みんな勘違いだったんだ。

それはまた明日。

 

 

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