サンタになって全国を訪問させていただきました。
昨日のブログにはたくさんの方からのアクセスをいただきました。
ありがとうございます。
そんな中で、私と同じような状況のお子さんをお持ちのお母様からのメールが数件ありました。
何十年もひきこもっている子どもを目の前にして、親としてどう接して良いのかわからない。
お母様方の悲痛な叫びが聞こえるようでした。
つい、「このままで良いと思っているの?」「みんなは働いているのになぜ働かないの?アルバイトでもいいんだよ。」そんなことをお子さんに口走ってしまいますよね。
ヒロさんも何度も書かれていることです。
本人はわからないのです。
どうしたら良いのか。
何をしたら良いのか。
いや、もう手遅れだ。
同世代の人たちは、大学を出て、会社に勤め、結婚をし、子どもにも恵まれている。
それに比べて自分は何もない!!
この差を埋めることはもうできっこない。
いや、弁護士になれば1発逆転できるはずだ。
今から、地方大学の医学部に入り、医者になれば、卑屈にならなくてもいい。
しかし、何も行動を起こせなかった私です。
30年間何もできなかった私です。
食べて、寝る。
その繰り返しの30年間。
そのことを思い返してみますと、今でも心臓を掴まれるような痛さを感じます。
私の母は私を追い立てるようなことはしませんでした。
いいえ、一度だけ、私に「このままでいいの?」と問いかけたことがありました。
30年近くで一度だけです。
後で、違う方から聞いたところによると、その時私の顔つきが変わったとのことです。
なんとも言えない悲しみや不安が私の顔に出ていたそうです。
それ以降、母は私に何も言わなくなりました。
ありのままの私を受け入てくれたのです。
その結果、私は30年間一度も暴れたり、暴言を家族に吐いたことはありません。
しかし、私は30年間近くひきこもってしまったのです。
「お子さんのありのままを受け入れ続けたらいつか自立できる。」ということはないと思います。
本人が抱える問題は、そんなに簡単なことではないのですから。
しかし、まずはお母様方にお願いしたいのです。
お子さんを追い立てずに、いまの現状をまずは受け入れてあげてください。
そこからまずはスタートしてみませんか。
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