大人の人への療育は難しいと思います。
なぜならプライドが邪魔をして、周りの人たちのアドバイスに耳を傾けようとしないケースが多いからです。
なぜ、自分が失敗を繰り返すのか、なかなか本人さんは築くことができません。
自分を変えないことには、社会につながることはできません。
そのためには周りの人のアドバイスをしっかりと聞く必要があります。
アドバイスを聞いてもらえるように私たちも一生懸命です。
まずは信頼関係を築くことに全力を注ぎます。
なんとか社会とうまくやっていって欲しい。
その思いだけです。
夏が近づき、暑くなってきました。
入浴をあまりしない人たちの体臭が強く臭います。
これでは周りの人たちから遠ざけられてしまいます。
3年目の支援をしている30代の人にそれとなく、話しかけてみました。
「◯◯さん、暑くなってきました。作業していても汗をたくさんかきますよね。
その都度シャワーを浴びられればいいのだけれど。そういうわけにもいかないし、良かったら、これつかってみてください。」
そう言って汗拭きシートと制汗剤を渡しました。
次の日「あの汗拭きシートは気持ちいいので自分でも買いました。」
そう言ってくれたのはいいけれど、やはり臭います。
「匂いも良いでしょ。やっぱりもっと爽やかないい男になりましょうよ。」
なとんかフォローしてみますが。
お母様から、夏場でも入浴はあまりしないと聞いています。
最初にお会いした時は、数日同じ服を着てくる彼でした。
お母様にお電話をしました。
なんとか、お母様からアドバイスをして欲しかったのです。
「あの、30を過ぎた子どもに、入浴したほうがいいよとかいうのは、それは過保護だと思うんです。本人の自覚に任せたいです。」
「はあ〜。」と電話を切ってからため息が出てしまいました。
だから、この年齢で、このような状況なんだと自分に言い聞かせます。
さて、夏本番になる前に、今年こそはなんとか変わってもらいたいと色々と策を考える私です。
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