発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

おかあさん、生きていく力をつけてあげてください ヒロ

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            美人でしよ !!

 

一人で生きていく力。

学校や社会にうまく溶け込めない子どものおかあさんたちが、もっとも望んでいること。

 

 

それは親亡き後、一人で生きていけること。

 

 

俺は一時期、サポートセンターの臨時職員として働いた。

親御さんとの面談に、スタッフと一緒に参加したんだ。

そこで親御さんたちが言うのは、「親が死んだ後に、一人で生きていけるようになってほしい。」

 

 

 

そんな話を聞いていても、その時には何も思わんかった俺。

今、その時のことを思い返すと涙がでる。

親の子どもを想う気持ちがどれだけ深いのか。

 

 

ありがたいことだ。

本当に親の存在を感謝しないといけない。

親が生きているうちに親孝行をしたいと思っているんだ。

 

 

でもおいらは親とは暮らしていません。

母親に大怪我を負わせてしまってから、家族が俺を怖がってしまい、離れ離れになっています。

 

 

どこかに引っ越してしまいました。

俺もサポートセンタースタッフも住所を知りません。

でも、それは納得していること。

 

 

俺はこれからも一人で生きていかなければならない。

でも大丈夫。特訓を10年間受け続けてきたんだ。

今じゃあ、炊事、洗濯、掃除、家事全般何でもござれだ。

 

 

縫い物だってできるんだぜ。

スタッフたちはこの6月から、一人暮らしをさせるかどうか考えているみたいだ。

 

 

ここまで来るのに10年間。

毎日。毎日。

何百回失敗しても、できるまでやり続けた。

 

 

やり続けられるようにしてくれたスタッフたち。

どんだけ失敗しても、怒らず、ただひたすら待ってくれた。

「大丈夫だよ。できるまで待ってるから。」

 

 

何百回と自暴自棄になったな。

 

 

物にあたり、物を壊し、スタッフにも暴力を振るった。

何もできないんだよ。

何も。俺はできない。

 

 

小、中とみんなからバカにされてきた。

何もできない俺。

 

 

「できないんじゃないんだよ。やろうとしないだけなんだ。」BY ハゲ

 

 

どうせ、俺はバカな人間なんだから、何もできん。

「お前たちも、こんな俺に関わるんじゃなくて、もっと可能性がある奴の支援をしたほうがいいだろう!!」

 

 

そんなふうに叫んでいたな。

 

 

あれから時は流れて。

今、俺はもう少しで一人で生きていけるまでになろうとしている。

 

 

サポートセンターの皆さんありがとうございます。

俺を励ましてくださった皆さんも感謝致します。

 

 

さて、そんな俺から、俺みたいなお子さんをお持ちのご両親にアドバイスです。

俺みたいな子どもには、徹底して経験をさせてあげてください。

 

 

子どもが小さいうちは、家のお手伝いで結構です。

犬の散歩、宅急便の受け取り、電話の応対、買い物、料理のお手伝い、風呂掃除、洗濯をたたむ、ゴミ出し、皿洗い。

 

 

やることはいっぱいだ。

これらができれば、「ありがとう。」って言ってあげてください。それだけでも子どもにとっては自信になるんだ。

でもね、できないからといって、イライラしないでお母さん。

 

 

子どもができるまで、手伝ってあげたり、励まし続けてくださいよ。

大変なことだって言うのはわかるよ。

俺は本当に不器用だったから。

 

 

そういう意味では、サポートセンターのスタッフさんたちは、待っててくれたね。

ほんとすごいよ。

神対応だよ。

 

 

1,000字超えたからまた明日。

 

 

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