発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

僕は家族の邪魔者。生まれてこなければ良かった。 ヒロ

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 楽しい。楽しい。と話すJoeの言葉にもう少しで泣くところだった。

 

      

 

      《サポートセンター名古屋事務局からのお知らせ》

 

突然ですが1月20日(金)から22日(日)までの期間で無料支援相談会をいたします。

15歳以上でひきこもっていたり、不登校家庭内暴力やひきこもりがあり困ってみえるかたはぜひ相談会をご利用ください。

発達障害の診断有無関係なくご相談にのります。

 

 

期間中は朝10時より夜7時までの間で無料相談会をいたします。

場所は名古屋事務所(JR名古屋駅から徒歩10分)になります。

先着順ですのでお早めにお問い合わせください。

 

なお私たちでは支援ができない場合はお断りをする場合があります。

ご了承ください。

 

お問い合わせ番号  サポートセンター名古屋事務局 052-564-9844

         またはyouthnagoya@gmail.com

 

お名前と住所(◯◯市)、ご本人の性別、年齢、どのような状況かをお聞きします。

またはメールにてお問い合わせください。

折り返し「カルテ」を送信しますので書き込んで送り返してください。

                          サポートセンター名古屋

 

 

 

昨日のブログを見て青木さんからメールが来た。

「読んでいる人が得になるようなブログを書いたほうが良い。」

と言われました。

 

 

で急遽ブログを書き変えました。

 

 

「たくさんの人がこのブログを見ている。中には心の支えとしている親御さんもいるよ。」と青木さん。

 

 

昨日はどうしても俺と話がしたいというご両親がサポートセンターで相談をしたんだ。

 

 

で、俺は「スカイプ」でそのご両親と話をした。

 

 

そのお子さんは二十代後半です。

高校中退後、高卒認定資格を取って大学に行ったけど数回で中退。

専門学校も職業訓練校も数日でやめる。

 

 

すべて本人がやりたいという事を親は叶えてあげた。

 

 

支援団体の居場所でクッキーを焼いた。

でもそれっきり。

 

 

就労支援センターで就労の練習をした。

でも就職は怖いと言って、ハローワークに数回行ったきり。

 

 

「俺を産んだお前たちの責任だ。お前たちが悪いんだ。」と怒鳴って物を壊す。

 

 

「もう手遅れだ。生まれてこなければ良かったんだ。」

「今すぐ存在を消し去りたい。」

「楽しい事は今まで何もなかった。」

 

 

小学校、中学校の卒業アルバムは破り捨てた。

 

 

「もう親として息子にしてやれる事はないです。最近首を吊った。幸い発見が早くて助かった。」

「どうか、ヒロさん息子に希望を与えてやってください。」

 

 

「あなたが変わった事を息子に話してください。」

「私たちにはあなたしか頼る人はいません。」

 

 

お母さんは泣いていた。

隣でお父さんも泣いている。

 

 

僕は席を立ち、洗面所で勢い良く水を出して、顔を洗った。

 

 

「僕はダメな子どもだった。僕はとても悪い子どもだった。」

「とてもとても悪い子ども。」

「でもでも今はいい子。とてもいい子。優しい子ども。困った人を助ける子ども。」

 

 

「誰かの悲しみを自分のように感じる事ができるんだ。」

「僕はとても尊い存在。」

「僕はたくさんの人に助けられた。」

「何の関係もない人たちが僕を助けた。」

 

 

17歳の僕。

小学校と中学校をほとんど不登校で過ごした僕。

 

 

IQは70でアスペルガーADHDの併合型と診断された僕。

父親は納得がいかず、違う病院に行ったが同じ診断だった。

 

 

17歳で2桁の足し算引き算ができなかった。

お使いを頼まれても、失敗ばかりしていた。

他の兄弟たちとも仲良くできなかった。

 

 

いつも僕だけ他の家族と引き離されて1人でご飯を食べていた。

 

 

レストランに行ってもいつも1人だけ別のテーブルに座らされて食べていた僕。

僕は小さい時からいつも1人だった。

 

 

それは僕が家族とうまくやっていけなかったから。

「お前さえいなければ家族は幸せだ。」と母親は僕に言った。

「死んで欲しい。」とも言った。

 

 

 

「僕は生まれてこなければよかった子ども」

「僕は存在してはいけなかった子ども。」

 

 

しばらく天井を眺めていた。

「僕は」「僕は」・・・・・・

 

 

その先の言葉が出てこなかった。

もう一度勢い良く水を出して顔を洗った。

 

 

心の中で、もう1人の僕が叫ぶ。

「助けるんだ。お前なら出来る。」

「失われた人たちを探しに行くんだ。」

 

 

大学4年で間もなく卒業。

長い旅は終着を迎えようとしている。

 

 

でも旅は終わらないんだ。

この先も続く。

それが僕の使命かもしれない。

 

 

「傷ついた人たちを癒しなさい。」

とこかで声がした。

それが僕の使命なら、僕は喜んで受けようと思う。

 

 

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