1月もやるよって言われました。思い悩むところです。
歩くことは好きです。
発達障害の人って歩くことが好きな人が多いような気がします。
田舎道をもくもくと歩いていましたら、私の携帯がなりました。
事務所からの転送電話です。
「はい、サポートセンター名古屋の大野です。」
「あの、事務所はやっていますか?相談の電話なのですが?」
「はい、年中無休ですから大丈夫ですよ。」
30代の男の方のお母さんからの相談のお電話。
大学を中退後ひきこもる。
人と関わるのが苦手。
人と関わりたくないわけではない。
「どう関わっていいのかがわからないと悩んでいる。」という親御さんの見立て。
小、中とおとなしい子どもだったけれど友達はそこそこいた。
いろいろなところに相談にのってもらったり、精神科にも連れて行った。
違う病院にも連れて行ったが、同じ診断名だった。
どうすればいいのかと聞いたら、支援してもらえる支援団体を探しなさいと言われた。
保健所に行ったら、支援団体を紹介してもらった。
納屋での着替え。イエスキリストの生誕ぽいですね。
でもそこは就労に繋がるための場所。
最初から就労を支援の目的に置くと息子はついていけない。
何か「生きていて良かった。」そんなところから支援を始めないと。
人と繋がれるような支援をインターネットで探していたら、このブログにたどり着いた。
元気がない人が家から出て元気になっていく様子に感動した。
息子と重ね合わせて読んでいたら涙が止まらない。
東京大学を出たのに30年近くも引きこもった人もいて、50過ぎでも頑張っている人もいる。
ぜひ、息子に会って希望を語ってほしい。
「息子だって大丈夫ですよね。!!」
「精神的な病気が原因で引きこもったりしている場合は私たちでは支援ができませんが、30代ならまだ、まだ大丈夫、いろいろなことがまだできますよ!!」
「あの、東大さんという方は今はみえますか。」
「あの方のお話を聞きたいです。」
「私ですが。」
「えっ、大野さんは東大さんですか。」
「はい。」
「お願いします。息子に会ってください。」
「息子に大丈夫だと語ってもらえれば、あの子は素直に従っていくと思います。」
「そんな人を探しているんです。親にはできないことなんです。」
「どうか、お願いします。」
道端にしゃがんでメモを取りながらお話を聞く僕の眼の前を1時間に1台のバスが通り過ぎていきます。
「支援をおひきうけするかどうかは私の一存では決めれません。またもっと多くの情報が必要ですので、1月5日以降でまたお電話をこちらからさせていただきます。」
「お問い合わせのお電話をありがとうございました。」
そう言い終わって、僕はまたもくもくと訪問先のお宅に向かって歩き続けました。
僕の頭の中をあの言葉が、あのヒロさんの決め台詞がリフレインしています。
ヒロさん、僕も言わせてもらうよ。
「私が証明です。」
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