ごみ捨て場で拾った?国旗とクリスマスデコレーション
きょうダビデの町で、あなたがたのために、救い主がお生まれになりました。この方こそ主キリストです。
私はプロテスタント教会のクリスチャンです。
今は海外生活が長いので、日本の教会に行く事は出来ていません。
それで海外で教会生活を送っています。
支援している人たちの親御さんは様々な信仰を持ってみえます。
基本的に信仰の違いで支援をお引き受けしないという事はしていません。
また私の信仰を押し付ける事も当然ですがしていません。
クリスチャンですので、一年に一度くらいはそれらしい事を書こうと思いました。
発達障害とは関係ない文章です。
《スパゲティ2皿の神様》
支援している小学校の校長先生から、貧困の底辺にある家庭環境の児童がいるので助けて欲しいと依頼され、その御自宅を訪問しました。
両親は2人目の子どもを産んでから蒸発。
2人の子どもを育てているのは父方の祖母でした。
祖母は、ゴミ拾いで生計を立てていましたが、最近は高齢のため、以前のように働けなくなってしまいました。
9歳と10歳になる2人の男の子は、体が不自由になった祖母の身の回りの世話をしたり、働けないおばあさんに変わってゴミ拾いをしていました。
当然、学校には行けません。
私たちが訪問した時は、祖母は寝たきりで、2人の兄弟も横になって寝ていました。
2日間何も食べていないとのことでした。
私たちは「おなかいっぱい食べさせてあげよう」と相談して、2人の兄弟を近くのハンバガーショップへ連れて行きました。
フィリピンではマクドナルドのような感じで子どもたちにはとても人気のお店です。
しかし、出されたスパゲティに子どもたちが手をつけません。
子どもたちは、そのお店に一度も行ったことがなく、スパゲティを食べたこともなかったのです。
またスプーンとフォークも使ったことがなかったのです。
私たちのスタッフが、赤ちゃんに食べさせるように口元まで運ぶことでようやく食べてくれました。
9歳になる男の子が私に話しかけました。
「おじさんは、神様を信じているの?」
「僕は毎日忘れないように神様助けてくださいとお祈りしていたよ。」
「やっぱり神様はいたよね!!」
スパゲティ2皿の神様ですか?
私が信じる神様はもっとおおきなことをしてくださる神様です。
神様に期待する私です。
《毎日がクリスマス》
子どもたちの部屋に入ってびっくりしました。
ひどい悪臭です。
思わずむせてしまい、戻しそうになりました。
一旦外に出て、再び外気を十分吸って、気をとりなおし、部屋に入りました。
薄暗い部屋にだんだんと目が慣れてきました。
ゴミ(彼らにとっては資源と呼びます。)が散乱している中で、クリスマスの飾り付けが壁1面にびっしりと覆っていたのに驚いてしまいました。
よく見ると、クリスマスの飾りつけの中にキリストの絵画やキリスト像、壁掛けなどがあったのです。
写真を修正して部屋を明るくしました。
思わず、「これは何?」と聞いてしまいました。
「どうしてこんなにキリスト教のものがあるの?」
「おじさん、クリスマスの次の日のお昼頃にゴミ捨て場に行くとね、みんな捨ててあるんだ。」
「捨ててある?」
「そんな馬鹿な話があるか!!」口には出しませんでしたが、信じることはできません。
どこからか、盗んできたのでは?
これを売ってお金にしているとか?
いろいろな思いが交差します。
「ねえ、今はまだ8月なのにどうしてクリスマスの飾りつけがしてあるの?」
「おじさん、神様は毎日僕たちのそばにいてくれるんだよ。」
「だから今、学校に毎日行けているし、スパゲティも食べたし、新しい服も買ってもらえた。」
「だから、毎日お祈りしているんだよ。」
「わがたましいよ。主をほめたたえよ。主の良くしてくださったことを何一つ忘れるな。」 (詩篇103:2 新改訳聖書)
「毎日がクリスマス!!Everyday is Christams」
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