発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

僕はヒロさんとは違う。自己理解ができ始めた彼。まる

 

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      出陣前の朝飯でござる。

 

 

smilehousejapan.hatenablog.com

 

まるです、おはようございます。

前回の続きを書きます。

1ヶ月以上空いてしまいました。

 

 

自己理解が進めば大きく成長する彼らです。

こんなことがありました。

 

 

「僕はヒロさんとは違います。あの人みたいにたくさんの人たちの中に入っていくことはあまり好きではないです。昔は絶対に1人が良いと思い込んでいたけれど、それは今は違うとわかりました。」

 

 

「気があう人と一緒にいると楽しいです。気があう人を探したいと思っていますよ。でもヒロさんみたいにはなれないし、僕とヒロさんは違うタイプなんですよ。」

 

 

「そう感じたんだね。いつ頃からそう感じたのかな。」

「いつかわからないけれど、最近そうなんだって自分で自分に言い聞かせています。」

 

 

また別な日にこう言った彼です。

「僕は裏方の仕事があっています。黙々と丁寧に仕事をこなしていくのが僕です。」

「あなたはそういうタイプなんだ」

 

 

「ヒロさんはどんなタイプですか。」

「あなたのように黙々と丁寧に仕事をこなしていくことはとても苦手な人ですよ。」

 

 

私がそういうとにっこり微笑んだ彼です。

 

 

私たちは様々な仕事やボランティアを体験させてあげることで、彼らは失敗と小さな成功体験を積んでいきます。

そうした日々の中で自分の特性に気づいていくのです。

 

 

最後にもう1つ。

私と2人でボランティアに向かうために電車に乗りました。

隣あわせで電車に乗ったのです。

 

 

すぐに彼の体臭が鼻につきました。

驚いたことに彼もそのことに気づいたのです。

 

 

今までなんども指導をしてきた私たちです。

体の洗い方や夏場に汗をかいたら着替えることなど順番に教えていきました。

そして教えた通りにこなしていったのです。

 

 

しかし、若いことやもともとの体質もあって体臭が強いのです。

制汗スプレーなどをしたり、香水をすることなども伝えたのですが、なかなかそこまではやろうとはしませんでした。

 

 

自分のカバンから何かを取り出して、「ちよっとトイレに行きます。」と言ったのです。

帰ってきた時にカバンから持ち出したものを見ました。

 

 

制汗スプレーと汗拭きティッシュでした。

 

 

そして席に着くなり私に向かってこう言ったのです。

「今、僕臭いますか」

 

 

小さなできごとかもしれませんが、私たち支援者からすると大きな進歩と感じるのです。

 

 

あともう少し。

そうあともう少しで支援が終わります。

 

 

今日も楽しく一生を過ごしましょう!!

 

 

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