発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

1人のメンターさえいれば大学を辞めずに済んだ僕 俊介

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1週間分の食料の買い出しなど。後ろは見習いスタッフです。

 

 

お母さんができることは第三者と繋げる役目だと思うんです。

 

 

「子どもとの関わり方を勉強して子どもを立ち直らせる」それは子どもが小さいときならまだ効果があると思いますが、20才近くでそれをやっても余計関係がこじれるだけですよ。

 

 

青木は30年間この支援をしていて、数多くの青少年達と関わってきました。

 

 

それでも、「関わることはとても難しい。」と言っています。

 

 

だったら数年程度子どもとの関わり方を勉強してもどうにかなるもんではないと思います。

 

 

学ぶべきことは、「私にはできなかった。」ではないでしょうか。

 

 

そして「これ以上子どもとの関係を悪くしない。」ということです。

 

 

お母さんとの関係がこじれていなかったら、第三者と繋げることをお母さんができるのです!!

 

 

それは医者、カウンセラー、就労支援施設、またはうちのような支援団体かもしれません。

母親ができる唯一のことでもっとも大切なことだと僕は思います。

 

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 熊本で被災した農家の方のボランティアです。高い所は苦手なんですけれどね。

 

 

今日は、大学との関わりです。

大学を辞めてしまったり、6ヶ月以上行かないでいたら、大学側の支援で何かできるということはないと思います。

 

 

僕がお伝えしたいのは、行きしぶり始めた状態の学生に関してです。

 

 

まず、学生課に行ってください。

行く前に、話すことを必ずまとめてから学生課に行ってください。

症状、そして息子さんの特徴。

 

 

何が苦手なのか?

大学生活でこんなことにつまづいている。

 

 

こんな支援があったら息子は大学に行き続けられる。

それらを簡潔にまとめておいて、話してください。

 

 

話すのが苦手な方も多いと思います。

紙に書き出すのも良いでしょう。

 

 

青木も今まで親御さんと一緒に色々な大学の学生課に行きました。

どの学生課の職員も丁寧に話を聞いてくださいます。

 

 

しかし、体制が整い始めている大学もあれば何をどうして良いのかまだはっきりしていない大学も多いということです。

 

それでも、この数年で随分と大学側の「発達障害の学生への支援」の意識が高まってきたそうですよ。

先日LD学会に参加したスタッフが報告していました。

 

 

僕に関して言うならば、メンターが必要だったんです。

色々と指導して導いてくれる存在の人が必要だったんです。

今で言うなら、青木や他のスタッフさん達です。

 

 

大学でもそういう人が1人で良いので僕にいたら、僕は大学を乗り切れたと思います。

 

 

「履修科目のことについて教えてあげるよ。」

「お昼一緒食べない?」

 

 

「俺が入っている軽音楽部同好会。今度みんなに紹介するからさ」

「今度の日曜日、みんなでバーベキューするから一緒に行くよ。」

 

 

こんな人がいたら僕はやっていけた。

大学でみんなと楽しく過ごしたかった。

 

 

でも楽しく過ごすやり方が僕には何もわからなかった。

今、思うと本当に悲しい出来事でした。

 

 

さて、僕の話はこれでおしまいです。

不適切な箇所がありましたら、スタッフさんが直してくれると思います。

 

来年の3月にサポートセンター名古屋は講演会をまたするそうです。

大変ですよ。

準備が大変です。

 

 

前回は400件近くの相談があっててんてこ舞いでした。

あっあああ、また大変だな。

 

 

僕にもたくさんの支援の依頼をいただきました。

頑張るしかないな。

 

 

でもヒロさんのようにはなれないですから。

またお会いしましょう。

 

 

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