発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

不安が強くすでに大学を中退した人に有効なたった一つのこと 俊介

 

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 疲れたからステーキ。だけど切り方が分からない。

 

 

母親ができることは限られていると思います。

 

 

中には一生懸命カウンリングや心理学の勉強をしたというお母さんもいましたね。

(僕は昨年の講演会後30人近くのお母さんの面談をさせていただきました。)

 

 

子どもが小さなうちはお母さんが勉強したことで子育てに効果があると思います。

 

 

しかし、僕みたいにすでに同世代と差をつけられてしまい、しかも世間と距離を置かないと生きていけないほどになっていますと、お母さんの勉強で子どもたちをなんとかできるものではないですよ。

 

 

僕は思います。

不安が強くなってしまい、大学をやめてしまった状況の人には、信頼出来る第三者の力が必要だと。

 

 

親御さんは第三者にはなれません。

距離が近すぎるし、子どもは親に良いところを見せたいのに、この年でもまだ色々と親に支援してもらっているというのは納得ができないのです。

それは正常な感情だと思いますけど。

 

 

第三者っていろいろありますよ。

例えば、このサポートセンター名古屋も第三者でしょう。

 

 

そこまでいかなくても世の中探せば色々とあるんです。

サポートセンター名古屋の近くにあったラーメン屋さん。

僕が青木さんから聞いた話です。

 

 

その大将がとても優しくて面倒みがいいと判断した青木さんは、そのラーメン屋に支援している青年たちからセレクトして、お世話をお願いしたんです。

 

 

面倒みが良いラーメン屋の大将は、再独身でお子さんは奥さんの方に引き取られてしまい一人暮らしでした。

 

 

そんなこともあって、とにかく親と子のように接してくれました。

休みの日には青年達を、キャンプや釣り、海水浴、カラオケに連れて行ってくれました。

 

 

状況の重い青年は、大将と2人きりで。

比較的慣れてきた人には大将の遊び仲間と一緒に時間を過ごしたのです。

 

 

圧倒的な経験不足。

そこからくる不安。

そしてひきこもり、家庭内暴力

 

 

サポートセンター名古屋の標語みたいなもんです。

 

 

同世代に追いつくには経験値を増やしていくしかありません。

ひたすら上質な経験を増やしていくのです。

 

 

間違っても大切な時間をみんなでトランプやゲームをしたり好きなことをさせて多くの時間を過ごさせてはいけないと思います。

 

 

上質な経験を第三者から与えてもらう。

そのことの積み重ねで社会とつながりを持ちたいと思えてくるのです。

 

僕のこの3年間はひたすらその練習だったと思います。

 

 

明日で最後です。

書くことは結構大変ですね。

ヒロさんの凄さが改めてわかります。

 

 

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