発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

一般就労はできないって言われた、おいら。ヒロ

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サポートセンター最高運営会議がもたらされた。

全世界から集められたスタッフたちの前でおいらに審判が下されたのだ。

 

 

 結論は明らかだった。

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一般就労は却下されたのだ。

これは俺の27年間という歴史の中で、もっとも辛い出来事だった。

 

 

もちろん、暗黒面に陥ることはもうない。

元老院側は「慢心こそが暗黒面への入り口なのじゃあ。」と警告はしてくれたが。

 

 

フィリピンで会社を起こしたハゲ伯爵の活動を支援しているデブ公爵が同席して、おいらに最終審判を下した。

 

 

「サポートセンター名古屋で研修を積むことが、今の君には一番いいことなのさ。」

 

 

見た目と違って、その声はちびまる子ちゃんの同級生の「花輪君」に似ていたので、そのことが気になって仕方がなかったおいらだった。

 

《次週に続く》ではないのだ。

 

 

まあ前向きに考えればいいのさ。

よりパワーアップしなければならないことは確かなんだからな。

 

 

そんな風に自分に言い聞かせ、励ましていたおいらに、青木さんは言ったんだ。

 

 

「35歳で経済的自立と社会的自立を目指そう。」

「はっ・・・・・・。」

 

 

あと8年。

 

 

はあー。

どんだけ大変なんや、おいらは。

 

 

「足らないものが多いことはわかりますけど、一言で言って何が一番足りませんか。」

おいらは救いを求めるように青木さんに問いただした。

 

 

「一言では言えん。」と突き放すような言い方をするハゲ。

 

 

部屋に入って落ち着かせようと思ったが、なんかむしゃくしゃしてしょうがない。

 

 

「今支援している人の中で、一番ダメ人間ということでもないですよね。」

納得がいかないおいらはハゲに電話した。

 

 

「ダメ人間っていう言い方は・・・・・・」

「わかりますって、わかってますって、そんな言い方はよくないっていうことぐらいわかる年齢ですよ。」

青木さんの話を遮った。

 

 

家の外に出た。

「どんだけえ〜」

「どんだけえ〜、馬鹿なおいら〜。」

 

 

♪〜、ドン、ドン、ドンだけ。

どんだけマーチ。ドン、ドン。

 

 

♪〜 ずん、ずん、ずんズンドコきよし

 

 

こんなことで元に戻れるんだから安いもんか。

暴れるわけでもないし。

独り言で、馬鹿やっている分にはいいですよね。

 

さてと、明日もがんばろかな。

 

 

お付き合い頂きまして、今日もまことにありがとうございました

 

 

お忙しい家事の合間に、ふと手を休めてこのブログを訪問してくださった皆様。

今日も1日、健やかに!!

 

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 なんかこれはまってしまいました

 

 

 

 

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