フィリピンに帰国する当日の朝食。思うのは家族の事ですか?
サポートセンターの近くに「コンビニオープンという看板」を見かけた。
オープンに際してスタッフ大募集という看板を見たんだ。
大募集なら雇ってもらえると思った。
スタッフに内緒で面接を受ける事にした。
本当はこの時点で、おいらはフィリピンに島流しが決まっていたんだ。
だからもう働かなくて良いという事だったんだ。
しかし、おいらは絶対にフィリピンなんかには行きたくなかったね。
で、コンビニのアルバイトを受けるために電話して、面接の日を聞いた。
改めてコンビニではどういう仕事をするのかを系列のコンビニに行って色々と自分なりに研究した。
面接当日。
おいらは1時間前に面接会場に行った。
時間だけは絶対に遅れないおいらです。
誰もまだいない。
でも面接官が一番早く来ているおいらを見たら、きっと好印象を持ってくれると思ったんだ。
出来る限りの事はやっておきたい。
コンビニに受かったら、その事で島流しを免除してもらおうと考えたんだ。
45分前頃になったら面接官たちが会場の下見をするために来た。
「面接の方ですか?」と聞かれたので、「はい、そうです。本日はよろしくお願い致します。」と大声で話した。
「あのう、時間はわかってますよね。まだ随分時間あるんですけれど、ここでお待ちいただくしかないですけれど。」と申し訳なさそうに言った。
「どうぞ、お構いなく。喜んで待ちます。」と言った。
面接官が笑うのを我慢していたのがおいらにはわかった。
面接官の心を摑んだ!!
バカなおいらはそう思った。
やっぱ、笑いを取らないとダメだ。
程度の悪いアスペな俺には笑いが必要なんだ。
面接時の心構えに新たに「笑い」を加えた俺だ。
30分前、20分前でもだれもこない。
もしかしておいらだけなのか?
それならば100%採用間違いないな。
腹の底から笑がこみ上げてくる。
10分前になって突然集団がどやどやと入ってきやがった。
俺は身構えたんだ。
外人だ!!しかも10人くらい。
「ちゅみまちえん。ここコンビニ面接会場ですか?」
「はい、そうですけれど。」
何語がわからない言葉を仲間で話していた。
遅れそうだったんだろうな。
外人は時間にルーズだからダメだな。
その外人が聞いてきた。
「あにゃあた、チャイニーズですか?」
「はあ?日本人だろうが!!」
「下手くそな日本語でコンビニが勤まるわけないだろうがこのバカ!!」と心の中でつぶやいた。
勝負あった。
おいらの勝ち。
そいつらはパキスタン人で、日本で働くために日本語学校に行っている。
パキスタンでは大学を出ても仕事は何もないらしい。
だから、たくさんのパキスタン人が日本に来ているとそいつは、おいらが聞きもしねえのに一方的に変な日本語で話してきやがったんだ。
しかもなんか臭いんだ。
シャワーしてないんだろ?ダメだってそれじゃあ、だから未開の国の人間たちはダメなんだな。
「日本良い国ですね。仕事もいっぱいあるですね。たくさんの外国人が来てますから、まけましぇん。あなたもがんばりましょ。」
何がだこの野郎。
もう少しでぶっとばすところだったな、パキスタン人さんよ。
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