ありがとうございます。本当にありがとうございます。
俺宛にプレゼントが届いたんだ。
もらってから随分と時間が経ってしまっています。
あの、なんというか信じられないんですよね。
未だにね。
小学校の時から殴られて、蹴られて、「頼むから学校に来ないで。」と女生徒からも言われた俺です。
その記憶ってね、簡単に消せないんですよ。
その言葉や暴力は俺を名古屋港に飛び込ませたくらい強烈だったんだから。
そんなんだから、俺の心は傷だらけなんです。
だからこんな風にありがとうと書かれた手紙を読んでも、俺は素直になれんのです。
多分同情や憐みで手紙やフィギュアをくださったんじゃないかって勘ぐるんです。
今までも手紙をもらったり「お礼が言いたいと」事務所までわざわざ来られた人もいましたけれどね。
程度の悪いアスペなヒロが可哀想だから、なんとかしてあげたい。
みなさん優しいから。
そんな風に思うと、もっと自分は惨めになるんです。
だから素直に喜べない俺がいます。
スタッフから「この前頂いたお礼を書かないといけないよ。」って言われたんだ。
そんなことわかっているさ。
俺が手紙も書かないいい加減な奴だと思われたことに腹が立ったんだ。
それで、青木さんに電話した。
「あの、どうなんですかね。実際のところは?」
「覚悟はできていますよ。実はみんな青木さんが仕組んだ桜の人たちなんでしょ。」
「そう思うんだね。」
「あっあああ、いつまでこんな思いを引きずるんでしょうか。」
青木さんはよく事務所で仮眠を取っていた。
10年前に事務所で作業していた俺の横で仮眠していた。
よく寝言を言うんだ。
「そうだ!!そうそう」はきっと誰かを励ましている夢を見てんだ。
時々は閉じた瞼から涙を流していることがある。
そん時にはいじめられている夢を見ているんじゃないかと思っていた。
40年前の出来事が未だに頭の中から消えないんだ。
悲しいね。
辛いね。
本当になんなんだ。
もちろん俺は「いじめられてよかった。だっていじめられている人の気持ちがわかるから。」と講演会で話している。
それは本当の気持ちさ。
でもね、雨の日が何日間も降り続く日の夕方とかなんかにふと、いじめられた時の気持ちをリアルに思い出すんだ。
あれは本当に辛いよ。
涙と鼻水の攻撃にあうからね。
スタッフのKさんが言ったんだ。
「私は支援をしているけれど、いじめられた経験も不登校の経験もないので、支援している人たちの気持ちをわかってあげられない。想像でしかないので、うまくいかないことがある。」
支援をする人たちには経験は役に立つかもしれんけど、みんながそうじゃないからね。
ゴリ男が俺から手紙を取りあげて、大きな声で読み上げた。
Kさんも口調を変えて読み上げた。
違うスタッフも続けて声に出して読んだ。
素直にありがたいと思いたい。
素直にね。
素直にならんと。
このフィギュアは悟空が運転免許を取りに行く時のシーンなんですよ。
とてもとても笑いました。
まさか、これを頂くとは最高だ!!
程度の悪いアスペな俺は、明日もまた、全力疾走で突き抜けていきます。
また明日。
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