発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

東大さんが変わるまでに3年間かかった。 ヒロ

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あまりの楽しさに飛び上がるMr.JOE40歳。青春は今からです。ハイ

 

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                       気持ちの高まりが爆発するMr.JOE

 

 

最長引きこもり保持者は東大さんで27年だ。

東京大学大学院を終えてからひきこもったからね。

 

 

27年間もひきこもっている人が社会に出ることはとても難しいと思うんだ。

おいらには想像もつかないな。

 

 

東大さんは徹底的に支援を受けて3年前に社会に一歩踏み出したんだ。

 

 

3年前から支援は始まった。

だからおいらはその時の状況をよーく覚えているよ。

おいらが一番心に残った東大さんの言葉があるんだ。

 

 

「笑うことを忘れてしまった。」

東大さんはそう言ったんだ。

 

 

カメラを向けるといつもうつむいてしまうんだ。

スタッフは何度も冗談を言って笑わせようとしたがだめなんだ。

 

 

「笑って!!」

「そうそう、もっと顔を上げるといいですよ。」

 

 

むさくるしいハゲが言うとみんな反発するけれど、若くてかわいい女性スタッフがいうと悪い気はしないもんだ。

 

 

しかし、東大さんはいつもうつむいて悲しい表情をしていたんだ。

当たり前だよな、だってこんなに社会から離れていたらそうなるって。

 

 

そんな中、東大さんはある女性スタッフに本心を話したんだ。

 

 

「何のために生きているのか?」

「なんでこうなってしまったのか?」

「自分はどうすればいいのか?」

 

 

真っ先にハゲには相談しなくて、若い女性スタッフに相談した。

そのスタッフは優しくて、決して人を馬鹿にしない。

そんな雰囲気のあるスタッフ。

 

 

 

スタッフ会議で東大さんの心の叫びがみんなにシェアされた。

 

 

東大さんがそのような発言をしたということは、スタッフたちを信頼し始めたということとスタッフたちは認識したんだ。

 

 

東大さんは変わる。

みんながそう思い始めたんだ。

 

 

しかし・・・・・・。

東大さんの状況は中々変わらず、気持ちは上がらなかったんだ。

スタッフたちに言わせれば「回復には3年間はかかる。」と言っていた。

 

 

あれから3年の月日が過ぎた。

今や、東大さんはサポートセンター名古屋になくてはならない存在となっている。

もちろん今でも日々進化はされている。

 

 

こんな程度じゃあ終われないんでしょうね。

 

 

青木さんは54歳。

東大さんは55歳。

 

 

「そんなに長く生きられない。天使がそこまで迎えに来ているよ。」

「明日寿命が尽きてもいいように、毎日全力疾走したいな。」

 

 

青木さんは最近そんなようなことばかり言っている。

俺も負けじと毎日全力疾走したいです。

 

 

「何のために活かされているのか。」

こんなおいらでも考えましたよ。

 

 

たくさんの人たちから助けを受けた俺は今度は他の人たちを助けたいんです。

 

 

今日も活かされていることを感謝です。

 

 

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