発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

まず最初に楽しいことをしてもらう。 青木

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私たちは、発達障害の2次障害でひきこもったり、家庭内暴力を振るったり、無気力になってしまった人たちの支援をしています。

 

 

もっとも大変なのはその人たちに出会うことです。

出会えれば、私たちの支援につながります。

出会うまでがとても難しく、大変なことなのです。

 

 

さらに、出会った後は、その人たちの気持ちを上げることをしなければなりません。

ですから、「楽しいこと」を徹底的にしてもらいます。

 

 

支援する人たちの多くは、小学校や中学校からまわりとうまくいかずに、楽しい学校生活を送られなかった人たちです。

 

 

また、何をやってもうまくいかず、自信も希望もなくしている人たちです。

 

 

ですから、特別に楽しいことをしてもらうのです。

楽しいことは人によって違います。

 

 

 

その人が好きなこと、興味のあることをスタッフと一緒にしてもらいます。

と言っても、

 

 

「楽しいことなんか何もない。」

「やりたいこと?・・・・・・」

 

 

との答えがほとんどなのです。

そりゃあそうですよね。

何十年間もひきこもっていれば、そういう夢や想いを持っていたらやってられませんよ。

 

 

だから最初は私たちから楽しいことを提案して一緒にやるのです。

 

 

ダイビング、サーフィン、ジェットスキー、釣りまたは山登り、沢下り、時にはボルネオ島にまで遠征します。

 

 

 

フィリピンの視聴者参加型テレビ番組に「日本からのお客様」として登場したこともあります。

 

 

 

大体は容姿などを口の悪い司会者にいじられるのですが、これが結構楽しいのです。

 

 

戦車が好きな人には戦車に乗ってもらいます。

レンジャー部隊に憧れている人には、1日レンジャー隊員になって、過酷な訓練に参加してもらいます。

 

 

言うなれば、フィリピンという国全体を使った大型アミユーズメントパークに来てもらって、様々な体験をしてもらうのです。

 

 

これだけすると少しは心がほぐれて、他の違うことにも少し興味が湧いてくるものです。

その期間が、1週間の人もいれば1年かかる人もいます。

 

 

しかし、これで終わりでは単なる遊びでしかありません。

 

 

 

次に、彼らに「役割をもってもらう」のです。

 

 

 

その役割を担っていく上で様々な経験を重ね少しづつ自信を積み上げていくのです。

 

 

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