発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

発達障害は良くなるさ。努力が必要だけれどね 青木

 

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ある人からの贈り物ですよ。 よかったね

 

大統領から送られてきた原稿を読んで驚いた。

兄弟と和解したことの報告はなかったし、おかあさんが色紙に言葉を書いたことも、大統領からは知らされていなかった。

 

 

 

読み終えて、落ち着かない私は近くにあるショッピングモール内を歩き回った。

頭の中にあることを言葉に出して、自分の耳から聞くことをしないと私は落ち着かないのです。

 

 

 

いつもぶつぶつ言いながら私は歩いている。

頭の中のごちゃごちゃしていたものが、形になったりすると突然、体の前で手を叩いたりする。

 

 

そんなことを繰り返していると、ガードマンが近づいてきてこう言う。

 

 

「ご家族とご一緒ですか?」

何度も何度もそう聞かれるので、邪魔されたくない私は、保安室に行って責任者に状況を説明した。

 

 

その後はだれにも邪魔されずに、ショッピングモール内を自由に闊歩している。

 

 

「大統領の支援は終わったんだよ。いろいろなことを教えてくれたな。」

「一番は変な風に見られる動作を改善したこと。これだよな」

 

 

「運動を通して改善した。改善前と改善後の動画もあるから一目両全。どこかに発表しても評価してもらえると思うけれど。」

 

 

「混乱の中にいた大統領を落ち着かせて、そして前向きにさせた4年6ヶ月。」

 

 

「僕たちがやったと言いたいところだけれど、本当にたくさんの人たちが関わってくださったからね。」

 

 

 

「変わるんだよ。変わるね。支援を受ければ変わるんだ。」

「変わらない人も少数いたけど、それは支援につながらない人たちだ。」

「その人たちは例外として、どんな人も良くなるんだ。」

 

 

 

 

「良くなるさ。」

「良くなる。」

「諦めたらおしまいよ。」

 

 

「でもどこに希望があるんだって思っている人が圧倒的に多いんだ。」

「だから昨年400人なんだ。」

「400人の人たちが希望を探しているんだよ。」

 

 

「でも目の前の一人に集中すること。」

「それでいい。それでいいんだよ。」

 

 

「大変な状況の人が来るよ。すごいね。ほんと大変だ。どうする。大変だよ。」

 

 

 

「かき回されるな。かき回される。あと生きて10年として100人程度の方の支援で人生おしまいだ。」

 

 

 

「でもこの人の支援を受けたら20人分の支援に相当するね。今のスタッフでやれるの?」

 

 

「ヒロさんのブログを全て読んで、うちに決めてくださった。全部読んだってすごいね。すごいな。すごいよ。」

 

 

「みなさんそういうね。ヒロさんみたいにって。『こう言う言い方したら良くないですが、でもうちの子どもはヒロさんほど悪くはありません。』って。」

 

 

「でも成績が優秀だから、暴力が出ていないからといって、ヒロさんより良いとは言えないんだけれどな。」

 

 

「わからないんだよ。そうわからないんだ。いろいろ言葉を選んで言っても理解してもらえないし、理解してもらうことがこの支援最大の難しさ。」

 

 

 

「大変だ。大変だね。少し疲れたから帰るか。帰ろ。シャワーして少し横になりたい。」

 

 

 

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