発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

決断するのはいつかではなく今!! 青木

 

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以前、通信制高校に通っていたが不安が強くなり行けなくなってしまった青年の支援をしました。

少し元気になって高校を終えて、今年の春から大学に進みました。

 

 

すぐに友達も出来て、楽しく大学生活を過ごせていましたが、今は大学の授業についていけなくなってしまっています。

 

 

宿題などもどのように手をつけて良いのかわからないそうです。

 

 

始めたアルバイトもうまくこなせず、長続きすることができずに、とうとう諦めてやめてしまいました。

 

 

今日から6月というこの時点でこのような状況になっています。

 

 

お母様からアドバイスが欲しいとのことでした。

アドバイスを2点しました。

 

 

1、大学の学生課を訪問して、お世話してくれる学生を紹介して欲しいと頼む。

 

2、この時点で、すでに大学生活を過ごすことができないことと息子さんの特性を考えて、大学は諦め、具体的に就職のことを考え、将来の自立に向けて今から準備をしていく。

 

 

どちらにしても(そのうちなんとかなるのではないか?)と、悠長に構えてなにもせずにいると、どんどん同世代に離されてしまい、再起を促すことが困難になっていきます。

 

 

将来像を描くことが苦手なのですから、親御さんが、いくつか選択肢を示し、本人が決めやすいように後押しして差し上げることが大切です。

 

 

その為に親御さんが早めに決断をする必要があるのです。

 

 

 

もちろん本人とはよく話し合い、本人が決断できるようにしてあげることが大切です。

 

 

 

 

いつも同じようなアドバイスを差し上げるのですが、残念ながらずるずると5年、10年とひきこもり状態が続き、気付いたら同世代との差が大きくなっていた。

 

 

もうどうしようもできないまでに追い詰められてしまうというケースが多いのです。

 

 

 

ひきこもりが長く続けば続くほどご本人の立ち直る機会が失われていきます。

 

 

それにつれて、支援の期間も内容もさらに大変になっていきます。

そうしますと掛かる費用も大きくなっていくのです。

 

 

『いつか、自分の力で動きだすだろう。』なんていうことはまずありません。

いつかではなく今、やらないといけないのです。

 

 

昨年度の講演会参加者のお子さんの平均ひきこもり年数20年、平均年齢が30代後半という現実がそのことを物語っています。

 

 

今考えて動き出すのか?先延ばしするのか?

考えるのはひきこもっている本人ではなく、親御さんあなたなのです。

 

 

 

 

 

フィリピンはインフラがとても遅れています。

 

 

インターネットも大きな街中でも途切れてしまうことがあります。

昨日はブログにアップすることができませんでした。

 

 

1日ブログを書かないだけでも心配してくださる方たちがいることに驚くと同時に今日も一生懸命支援をしようと思う私です。

 

 

電話やメールで心配してくださった皆様ありがとうごさいました。

 

 

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