発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

大学に行きたいのにいけなくなった人への対処法 青木

 

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私は青少年生活就労自立サポートセンター名古屋という団体で代表をしています。

 

 

発達障害の二次障害でひきこもってしまった人や家庭内暴力などで困っている人たちの支援をしています。

 

 

毎年ゴールデンウイーク明けから学校に行けなくなったという相談が増えてきます。

 

 

そのことで悩んでいる人に何かアドバイスをしたくて数回に分けてブログを書きます。

 

 

私は大学に行けなくなりました。

記事を読んでいただければわかると思いますが、いけなくなった理由は「不安」からです。

 

 

人が怖いのです。

 

 

すべての人が怖いわけではありません。

中学校までの子ども、または70歳以上のお年寄りでしたら何も怖くないのです。

 

自分と同年齢や近い世代の人が怖いのです。

 

 

彼ら彼女と自分を比較すると圧倒的な差があると思いこんでいました。

小学校からみんなと馴染めず学校を休みがちだった僕です。

 

 

中学、高校と進むにつれてその差は大きくなっていき、

もう同世代には追いつくことができないほどになっていました。

 

 

しかし大学に行けば、やり直せるのではないかと淡い期待をいだいていたのです。

 

 

期待が絶望に変わるのに時間はかかりませんでした。

ゴールデンウイーク明けには、不安がとても大きくなって外に出るのが怖くなったのです。

 

 

それから僕はひきこもることになります。

5年間という期間、家から一歩も出られずに部屋で過ごしていました。

 

 

奇声を発し、バットで壁や家具を壊す。

 家族(主に母親)に暴力を振るう。

家族も疲労困杯していました。

 

 

ひきこもっていた時期のことについては、いずれまた書きます。

今日は大学に行きたいのに行けなくなった人への復学への提案です。

 

 

2つの提案があります。

いずれも、学生課に助けていただかなければなりません。

僕の時代には、「発達障害」という言葉は、あまり聞くことがなく、日本の大学の現場でもほとんどの人が知ることがなかった時代です。

 

 

それに比べ、今は大学側も発達障害の生徒に対して色々と配慮をしてくださっています。

 

 

残念ながら、大学によって配慮はまちまちです。

でも、たとえ配慮がなされなくても、大切な子どもさんの将来のために、ご両親が大学側とかけあっていただきたいと思います。

 

 

1、学生課にお願いする。

学生課にはたくさんの依頼があることでしょう。

何から何まで限られた職員で対処することはできません。

ですから、学生に助けてもらいましょう。

 

 

ゴールデンウイーク明けに行けなくなってしまった程度でしたら、まだ復学できる可能性は大きいのです。

 

 

私が書いたブロク内でも触れていますが、履修をうまくこなせないという人が案外います。

また、大勢の生徒を見て、大学に馴染むのに時間が掛かる人たちもいます。

 

 

要はそんな人たちのお世話をしてくれる人たちが、いればやっていけるのです。

どうでしょう?名付けて「学生サポーター」どこぞの大学ですでに取り入れていそうな感じなんですけれど。

 

 

学生課に電話をして時間をとっていただき、話し合いましょう。

 

 

お世話をしてくれそうな学生を紹介してもらうのです。

もちろんボランティアとなるでしょうが、ここは有償ボランティアにしてもらいましょう。

 

 

そうしますとお世話をする学生も自覚と責任が出てきます。

 

 

1時間1500円程度でどうでしょうか。

1000円程度でしたら平均的なバイト代になりますので1500円でどうでしょうか。

 

 

お世話をしてもらう生徒さんに徹底的に状況をお話しして、数ヶ月間にわたり毎週一回はご両親との打ち合わせをおこないます。

もし大学内に福祉学部があれば願ってもないことです。

 

 

できましたら、優しい感じのお兄さんやお姉さん役になってもらえるような先輩がいいですね。

 

 

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