発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

発達障害な僕にある変な癖 大統領

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僕には変な癖がある。

 

 

クリスマスの歌。

「ジングルベル、ジングルベル、鈴がなる」

とても有名な歌です。

 

 

程度の悪いアスペな俺ことヒロさんがよく歌っていた。

しかし、自分なりに変えて歌っていた。

 

 

「ジングルベル、ジングルベル、鈴がなる、ポッポー」

「ポッポー」でひときわ力を込めたり、飛び上がったりしていた。

 

 

僕はその記憶が鮮明に残っていて、頭の中から消えてくれない。

 

 

時々季節外れの「ヒロバージョンのジングルベル」が頭の中で勝手に流れるんよ。

それで、僕も「ポッポー」のところで思わず強く反応してしまう。

 

 

喫茶店でその曲が頭の中に流れてしまうと、椅子から今にも飛び上ろうとしている自分と戦う僕がいる。

 

 

最近のヒロさんのお気に入りは「ディーンフジオカ」なんよ。

スカイプで話したりすると冒頭で「ディーーーーーーーーーーーンフジオカです」なんて話たりする。

 

 

「また始まった。」

しかし、話し終わると僕にもそれが移っている。

 

 

「デイーーーーーーーーーーーーーンフジオカです。」

「デ、デ、デ、ディーーーーーーーーーーーーーーーーーンフジオカです」

時には一日中それが流れる。

 

 

怖いのは独り言のようにそう言っている自分にふと気づくことなんよ。

名古屋駅の人混みのなかで独り言を言っている自分に気づく。

 

 

「こんにちわ。ディーーーーーーーーンフジオカです。ディーンです。フジオカです。つまりディーンフジオカです。あっはっはっは、フジオカ。ディーンだってさ。フジオカです。」

 

 

でも僕はディーンフジオカの顔を知らない。

彼のことは何も知らない。

興味もないから。

 

 

 

 込み入った地下鉄でふと気づくと僕の周りに人がいないんよ。

それで僕が独り言を言ったり笑っていたことに気づく。

 

 

ヒロさんはリズムにも異常に反応する。

それは僕も同じなんよ。

特にお祭り。

 

 

ヒロさんはお祭りの現場にいくと気がおかしくなるというんよ。

 

 

「ピーヒョロ、ドンドンドン」「ドンドンドンのドンドンドン。そぉれ!!」

ヒロさんは自分で考えた振り付けで勝手に踊っていたりした。

 

 

今その振り付けは僕に受け継がけているようだ。

 

 

 

昔の僕は非常に体が固いところと非常に柔らかいところが混在していた。

 

 

そのことで本当に苦労していた。

体が勝手に動いてしまったりしていた。

 

 

またどこからか聞こえてきたリズムに反応してしまったりした。

 

 

それはサポートセンター名古屋で徹底的に練習して他人から見てもおかしいと気づかないまでには変わったんだけれどね。

 

 

それでも時々は出てしまう。

これは僕だけじゃなくて発達障害と診断されている人の中には見られるとスタッフさんは言っていた。

 

 

東田直樹さんの本に「自閉症の僕が飛び跳ねる理由」という本があるんよ。

僕はこの本に少し救われた。

内容は書かないです。

 

 

ぜひ買って読んでくださいな。

 

 

4月2日は「自閉症の人を理解してください」という日。

 

 

隣にいた人が突然飛び上がったりすると誰でも驚き怖がると思うんよ。

そしてその場を離れようとするんだろうな。

 

 

「変な独り言を言う僕を変な目で見ないでありのままを受け入れてください。」と周りに理解を求めようか。

 

 

いや理解されるより回復したい僕なんよ。

僕のは気をつけて練習すれば今よりは良くなるんだから。

 

 

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