僕なアルバイトをやっているんやけど、失敗ばかりして怒られるんよ。
昔の僕は小学校も中学校も不登校やったんや。
行っていた時間もあるけど力尽きたという感じやった。
それから不登校の子どもを専門的に扱う学校に行ったんやけど、不登校と言っても二つのタイプがあってな。
不良で不登校の子どもと僕らみたいに内気な状態で不登校っていますやんか。
そんな両者が一つの場所にいますとどうなります?
ピラニアが一杯いる池に金魚を放つもんや。
だから不登校児の高校選びは慎重にしてくださいね、お母さん。
話がそれた。
だから自信なんて何もなかった。
家から外にでる自信さえも無くなってしまったんよ。
ひきこもり。
そして自傷行為。
そんで見かねた親がサポートセンター名古屋に電話して支援の依頼をしたんよ。
そんで支援を受けて何年になるかな。
いろんな体験をフィリピンで積んで日本に戻ってきたんよ。
それから日本でアルバイトを開始したんよ。
今考えたら、アルバイトをやり出そうと思えるまでの自信をフィリピンで積んだんだと思います。
アルバイトをするよってスタッフから言われた時に、不安があったけれど期待の方が大きかったんよ。
でも失敗してしまうけどね。
スタッフの人は当然失敗する事は計算していたんやって。
いかに小さく失敗させるか。
そして失敗してもまたやろうと思えるようにさせるのかを考えていたんやって。
それが「毎日違う仕事をする」ということなんよ。
うちなんかアルバイトといえばマクドナルドとかケンタッキーとかミスタードーナッツなんかのフアーストフードのお店を考えていたんやけど、これは良くないらしいね。
今になってなんで良くないのかはわかるけれど。
それも青木さんがひきこもりから回復し始めてすぐにマクドナルドにはいって、大失敗してそれでもマクドナルドのアルバイトにこだわって、隣町のマクドナルドに入ってまた失敗。
それでも諦めずにロッテリアに入った。
やっぱダメ。
そしてケンタッキーに入った。
揚げたチキンを他の場所に移動するときに、失敗したんよ。
「高温だから持ち運びには注意しろ」と散々言われていたのに、滑って転んで頭からチキンをかぶってしまったんやって。
そのときに他の従業員の女の子にもやけどを負わせてしまったんやって。
「お前控え室に引っ込んでろ」と言われて引っ込んでいた青木さん。
「お前さ、頭おかしいんじゃないの」
「やっぱみんなと違うでしょ。高校やめてるし。なんでうちにアルバイトの応募に来たの。はっきり言って邪魔。店長には俺から言っておくから、もう来ないでよ。」
そう言われて強いショックを受けて家に帰ったんよ。
家に帰ってケンタッキーフライドチキンの制服と作業靴を履いたまま歩いて家に帰ったことに気づいたんやって。
やっぱり青木さんおかしい人や。
そんで、制服を返さんといかんのやけど、ロッカールームに入れてある靴をなんとかして取り戻したかったんやって。
それは当時2万円もするバッシューで下ろして二日目だったんだって。
田舎の自宅から名古屋のど真ん中にあるケンタッキーフライドチキンでアルバイトをするから、おしゃれしていかないとみんなから変に思われるということで、無理をして2万円のバッシューを買って履いって行ったんやって。
それでロッカールームに忘れて行ったんや。
結局制服も返さずそのまま。
靴もそのまま。
長いことその店の近辺に立ち入ることはできなかったらしい。
失敗して始めて自分に何が足りないのかを知る。
失敗しっぱなしでは当然ダメなんよ。
失敗を次に活かさないとね。
でも僕この後またまた失敗しますねん。
でも「青木さんほどじゃないから大丈夫だ」と自分にいい聞かせたんよ。
また明日。
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