発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

無気力の僕がやる気を出せるようになった3つの理由 その① 大統領

 

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不安と孤独にいた中学、高校の時のことを何度も何度も書いてきたんよ。

そんな中でどうして前向きになったのかを整理して書いていきますよ。

 

 

過去に何が起きたのかがわからんかったんよ、うちは。

そして今どういう状態に自分が置かれているのかもわからんかったんよ。

当然これから先のことも何も考えつかなかった。

 

 

 

頭の中が混乱しとったんよ。

混乱の中身は孤独と不安。

何もできなかったし、何かをする気力も無くなっていった。

 

 

そんなうちの気持ちを汲み取ってくれるはずの「不登校専門の高校」や「フリースクール」とは相性が悪かったな。

フリースクールの人たちはよくやってくれたんやけど。

 

 

うちにはもっと多くの眼差しが必要だったということなんや。

いつもそばにいてくれる人。

 

 

あの、毎日毎日気持ちの上がり下がりが激しいんよ。

不安がとても強くなってくると息ができへんようになったり、暴れたくなってくる。

そんな時にそばに誰かいて欲しかったんよ。

 

 

それで、うちが受けた支援は24時間いつもそばに支援者がおってくれたんよ。

 

 

あのね、すごいですよ。

うちはベッドで寝てました。

 

 

支援者はうちのベッドの下にマットレスを敷いて寝ていたんよ。

 

 

その時はようわからへんかったけど、冷静になれる今考えよると、信じられんことをしていた支援者たちさんなんよ。

 

 

いつもいつもこんな風やから。

まあここまでしてくれたら「信用したいな、心開いても大丈夫かな」と思いますわな。

 

 

盆も正月もないんですよ。

正月はさすがにスタッフさんたちに休みを与えたいんでっしゃろな。

青木さんが支援をしてくれましたわ。

 

 

こんなことも思い出します。

スタッフさんがご飯を一緒に作ろうと言ってくれるんですわ。

そんなこと言ってもうちは無言です。

 

 

向気力状態です。

それでスタッフさんがステーキにしようかって言ってくれるんです。

うちなステーキ大好きなんよ。

 

 

で、スタッフさんと一緒に買い物に行きます。

スタッフさんが肉のどの部位が好きなのと聞いてくれます。

 

 

うちは脂が乗ったところが好きなんやけど、やっぱり無言です。

 

 

そうして買い物が終わったらアパートに帰って一緒に調理するんやけど、とうとううちは自室に戻って閉じこもりや。

 

 

スタッフさんが一生懸命優しくしてくれればくれるほど、それに答えられないうちは自分を情けなく思ってしまったんよ。

 

 

そして部屋で暴れる。

スタッフさんは御構い無しに調理する。

 

 

「大統領、美味しいステーキが出来上がったよ。食べにこれないなら部屋の前に置いておくからね。私は2時間ほど外出しますよ。」

 

 

ここまで気を使ってくれたスタッフに心からありがとうを今言いたいです。

 

 

 

それでもうちが心を開いたのはなんと2年後ですわ。

ほんと、諦めんで寄り添い続けてくれたことに感謝ですわ。

 

 

 

一番最初に必要なのは「本当にこの人うちの事を最後まで真剣に考えてくれる人なん?」です。

 

 

支援してくれる人たちとの信頼関係が築ければ、うちらはすごい勢いで回復の階段を駆け上がっていくことができます。

 

 

 

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