貧困地区に住んでいる子どもたちへのプレゼントです
マニラにあるボランティア事務所に着いた。
日本人のスタッフが出迎えてくれた。
これから二ヶ月間よろしくお願いします。
二ヶ月間Yさんがする事は3つです。
1、英語
2、ボランティア
3、遊び
どれも中途半端にはやりません。
徹底的にやってもらいます。
英語は朝から晩まで1日8時間。
ボランティァは週末朝から晩まで。
3つの中で遊びが一番きついです。
自分を変えたいと思ったら頑張ってください。
とてもじゃないけれどついていけないと思ったら日本に帰ってもらっていいです。
体調が悪くなったり限界だと思ったら相談してください。
途中に日本人との交流会もあります。
以上で説明は終わりです。
「本当に困った事があったらスタッフに相談してね。」
「それ以外は僕は君に会う事はないから。」
そう言って電話番号が書かれてある紙切れを僕にわたしてくれた。
もう少し聞きたい事があるとは言える雰囲気ではなかった。
それっきりその人とは会ってはいない。
英語が始まった。
最初に言っておかないといけないと思って先生に話したんだ。
「僕は成績が1でした。幼稚園児くらいのレベルです。」
「NO Problem 」
「だからどうした」そんなことを言った。
「練習あるのみ。話せるようになりたいんでしょ」
「はい」と言ったことを後で後悔する。
1日8時間徹底的に英語の勉強をさせられた。
今は感謝している。
しかしその時はやらされ感が強かった。
とにかく覚えろ。
考える必要がない。
覚えなさい。
覚えたかどうか何十回でも聞くからな。
いいか覚えていないと強制退去にしてやる。
やる気がないやつはすぐさまここから立ち去るんだ。
負け犬になりたいのか。
一生ため息をついて人生を送るつもりなのか。
こんなこと先生は一言も言ってはいない。
ぼくがその時のことを思い出したらこんな風に感じた。
日本でスタッフからアニメを見てその内容を覚えられるのは興味があるからだ。
話したいという動機があれば英語なんて早く覚えられるよ。
このことは本当です。
程度の悪いアスペなヒロは一年間で英語が分かるまでになりました。
それは強い動機があったんです。
まあ周りを全員日本語が理解できない人たちに囲まれての一年間でしたから、話せるようになったということもありますが。
ヒロの強い動機は好きな女性ができたということです。
日本語が全然話せない女性に恋をしたんです。
生まれて初めて人間の女性に恋をした。
程度の悪いアスペなヒロにとっては最初で最期のチャンスだと思ったらしくて、英語づけにされて死んでもいいという非常に強い動機で一年間を乗り切った。
それ以降もできるだけ多くの時間をCNNなんかを見て過ごしていたんだ。
だから話せているんだ。
「IQが低い男でも変われる」
すごいことですよ。
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