中卒だとアルバイトもないことを知った俺は落ち込んだ。
毎日家でテレビを見たり、ゲームをしていた。
やることないから。
毎日が同じ日々だった。
それで当然母親が口うるさく色々と言ってくる。
「学校行っていないんだから働け」と。
こっちだってやる気満々で色々と探したのにないんだ。
高校を出ていないことをバカにされて落ち込んでいる俺だ。
だんだん母親の言葉にムカついてきた。
母子家庭の俺のうち。
母親は昼間の事務の仕事を終えて、スナックで働いている。
帰りはいつも深夜。
それでも、朝には俺の飯を作って仕事に出かける。
休みの日には1日寝ている。
化粧品一つ買わない母親。
買えないんだよ。
お金がないからね。
電気を止められて、懐中電灯で過ごした日もあったな。
だから俺は、高校を辞めたから一生懸命働いて母親を楽にしてやりたかった。
高校を辞めても、母親を助けられると思って落ち込まなかったんだ。
もちろんそんなことを口には出して言えない。
当たり前だ。
そんなこと言う奴は10代ではいないだろ。
俺は母の悲しみを知っている。
バカな男に騙されて、そして望んでもいない俺を出産した。
母親の人生って何?
でもとうとう家で大暴れした。
家中の物を破壊し尽くした。
母が言った。
「今すぐ包丁で刺してくれ。」
「もう疲れてしまったよ。」
「何もかも。」
破壊し尽くした頃に警察が大勢でやってきた。
で、あえなく署まで連行だ。
パトカーのなかでも俺は暴れた。
「今すぐ拳銃で俺の頭を撃ち抜きやがれ!」
生きていることにもう疲れてしまっていた俺。
早く茶番劇をおしまいにしたかった。
本当に拳銃を奪って自分を始末したかった。
希望なんてないさ。
全然ない。
もう疲れてしまったんだよ。
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