発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

発達障害者支援 中学時代に性的なことを教えておいた方がいいですよ

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俺のような程度の悪いアスペな連中は犯罪に巻き込まれやすい。

自ら進んで暗黒面に乗り出す奴さえいるからな。

 

 

サポートセンター名古屋で10年以上在籍するおいらはたくさんの青少年たちを見てきたんだ。

 

 

サポートセンター名古屋は個別支援だから支援している人たち同士の交流は基本的にないんだ。

ただおいらは先行く仲間ということで、会いたいという人がいたり、手本を見せなきゃいけない時には登場していた。

 

 

おいらたちがまず失敗するのは「性」のこと。

10代といゃあ、それしか頭にないさ。

しかしおいらたちにはそのことを考えることはできない。

 

 

 

自信がないからね。

考えられないんだ。

でも欲望はある。

 

 

はい、どうするかというと二つに分かれるみたいですよ。

一つはアニメの美少女キャラやゲームの登場人物を人格化して恋をする。

 

 

もう一つはひたすらエロサイトまっしぐら。

はい、俺の場合はゲームの登場人物を人格化して恋をしていました。

 

 

 

ゲームの製作会社にせっせとラブレターを送っていましたよ。

 

 

 

ところがサポートセンター名古屋で日々練習に励んでいたところ、ある時からゲームの女性に恋をするのが嫌になってしまったんだ。

それで人間の彼女が欲しいと願った。

 

 

でも無理でしょ。

無理ですよ。

中学しか出ていないし、アルバイト経験すらないし、人との話し方も知らないし。

 

 

 

サポートセンター名古屋ではスタッフ達とそれこそ毎日毎日社会復帰の練習をしていましたよ。

そん中でほんの少し自信が出来てきたのでそんな大胆な願いが出てきたんだと思います。

 

 

 

でもどうしたら彼女ができるのか?

何もわからなかった俺です。

そんな時にすごいものを発見したおいらです。

 

 

雑誌の後ろに広告が出ていたんですよ。

「これで一人ぼっちからさようなら」

「彼女が沢山出来てしまい困っています」

 

 

その広告が気になって気になってしかたがないんでそこだけ引きちぎって、ポケットにいれていつも持ち歩いていた。

これさえ使えばおいらにも彼女ができる。

 

 

確かそう思っていた。

本当に嬉しかったね。

広告にはとても綺麗な女性たちの写真が載っていた。

 

 

こんな綺麗な彼女ができたら、昔の嫌な思い出なんか吹っ飛んでしまう。

もう、おいらの感情は爆発寸前だった。

 

 

で、やり方を覚えた俺は、電話での登録が必要だったので、サポートセンター名古屋の事務所の電話で出会い系サイトに登録した。

 

 

それ以降のことは以前かいたので割愛させていただきます。

お時間がありましたら、ブログのなかのどこかにありますんで探してみてください。

 

 

こんなことは程度の悪いアスペなあなただけのことざんしょ。

うちのお子様に限ってそのような下品なことには手を染めないざんす。

 

 

 

違うよ、ざんすおばさん。

 

 

誰でもその誘惑にとらわれる可能性があるんだよ。

「まさか、そんな馬鹿な」とそんな後悔をしないためにもおいらの忠告を少しは聴いてくださいな。

 

 

また明日。

 

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