発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

発達障害支援 学校側と再びバトル やっぱ退学か 疲れた ヒロ

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スタッフからの助言で学校側に相談に行くことにした。

「一人で行ってみなさい」と薄情なスタッフがおれに言った。

まあ、学校側はおれの特性を理解してくれているからいいけど。

「大丈夫だ」と言い聞かせて学校に向かった。

 

 

 

あいにく一番の理解者A先生はいなかった。

約束していたはずなのに・・・・・・

まあこれがフィリビンの現実。

 

 

 

で、あらためて事務所にいる方に学生課の人がいないか聞いてみた。

待たされた。

はあーというほど待たされた。

お腹がすいてくるくらい待たされた。

我慢我慢。

「フイリピンは永遠に最貧国だ」と怒りの矛先をそこに向けて待った。

 

 

 

東京から新幹線に乗って名古屋に着くくらい待った。

大阪に着こうかという時に学生課の先生が来た。

「どうぞ宜しくお願いします。」

そう言ってふかぶかと下げた頭を上げたら・・・・・・

 

 

最悪だ。

おれのことを毛嫌いしている婆さん先生だ。

はあ〜ついてねえな。

 

 

 

「私は日本人が理解できないざあます。」

「なんで頭をさげるざんすか。」

「なんかひくつにみえる ざ ん す。」

って聞いてりやあ日本国民を愚弄する言葉の数々。

 

 

 

怒りが、おれの怒りがサイヤ人に変身させようとしている。

サイヤ人になったら最期校舎ごと吹き飛ばしてくれる。

怒りを鎮めるために「ごめんなさい、トイレに行かせてください」と言ったんだ。

COOL DOWNが必要だから。

 

 

 

「はあ、あなたお話の前に行っておくべきざんしょ」

「まあほんと常識が欠けている日本人ざましよ」

だめだ、怒りがこみあげてくる。

制御不能状態。

「ごめんなさい、もれそうです。大きい方ですので時間をください」

 

 

 

そう言って、学生課からダッシュで離れた。

急いでスタッフに電話した。

「ぶっ⚪️すぞ。てめえ、ふざけやがってくそばばあ」

「あいつだけは許せねえ、あいつだけは叩き潰してやる。」

 

 

 

 

校舎から推定三百メートル離れた空き地で大声でスタッフにぶっぱなした。

「うわあ、くそばばあ、ぜってえ叩き潰す、あいつだけは許せん。」

 

 

 

歩き出した。

歩くことでおれは冷静な状態に戻れるんだ。

どこまでも歩いてやる。

 

 

途中怒りが再び込み上げて叫んだ。

道路で叫んだから、道行く人がおれの周りから遠ざかる。

そうさ、おれは狂人なんだ。

近づく奴は叩き潰してやる。

 

 

 

「ヒロさん、深呼吸、深呼吸。」

スタッフが車に乗って後ろから来やがった。

まわれ右してまたずんずん歩いていく。

 

 

 

スタッフが車から降りて走ってくる。

おれは全速力で振り切るんだ。

転んだ。

信じられない転び方だっただろう。

前方回転。

 

 

ぶさまだな、どこまでもぶざまだ。

拳銃を持っていたらためらわずにこめかみに発射していただろう。

やっぱり死ななきゃいけない人間なのか。

いきていちゃいけない人間なんだ。

 

 

 

 

もう疲れてしまった。

この社会の中では生きていけない。

日本がだめでフィリビンまで来たけどそれもだめだということ。

だれかおれを撃ち殺してくれ。

 

 

 

今日学校を休んでいる。

スタッフが学校に電話して食中毒ということにしてくれた。

そして、夜までには医者に行くよと言われた。

診断書が必要なんだ。

 

 

 

ちよっとすみませんブログかけなくなった。

休みます。

ごめんなさい。

 

 

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