発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

発達障害支援 20年間のひきこもりから動きがあった 青木

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 猛暑でぼーっとしている私の目の前を1台のタクシーが・・・・

 

 

 

フィリピンに戻っています。

こちらは猛暑。

昨日は34度でした。

名古屋の34度とは違って蒸し暑さはありませんが、それでも体にこたえます。

 

 

 

日本の事務所からメールが入りました。

「⚪️⚪️さんが訪問をお断りされました。必要なくなったとのことです。」

「お子さんに動きがあったのかそれとも私たちの提案が良くなかったのか、どちらですか」

「お聞きしましたが、青木さんにお話しするということでした」

 

 

20年間もひきこっていたAさんが簡単には動くはずがない。

私のアドバイスは簡単に言えば「知り合いの人に声をかけて手伝ってもらうこと」ぐらいでした。

お母様に電話をかけました。

 

 

「青木さんのアドバイスをお聞きしてもう一度考えてみましたら、近くの知り合いが派遣企業で働いているんです。それですぐにお会いして協力をお願いしました。」

 

 

 

「息子には、手紙で(二十年近く会話らしい会話がない状況)そのことを伝えましたら、今日になって面接に行くと言うんですよ。」

「驚きました、思わずほんとと聞き返したぐらいです。」

 

 

 

私も「えっ、本当ですか」と聞き返してしまいました。

もちろん、すぐに下記のアドバイスをしました。

大切なことは失敗させないことです。

 

 

そのために・・・・・・

 

1、20年も何もしていないなら体力がないはずですから、焦るご両親の気持ちはわかりますが、面接は一ヶ月先ぐらいにして、今からでも面接に向けて体力を少しでも戻しま しょう。

本人さんは自ら出歩くことはできませんので、お父さんと朝、晩の散歩からでもいいのではないですか。

 

 

2、一番不安なのはお昼を一人で食べることですので、その 方にお話ししていつも一緒にたべてもらい、他の方と知 り合えるようにしてもらいましょう。

 

3、20年間もひきこもっていたのですから、身なりにきをつ けていないでしょう。

 その方に協力していただき、服を選ぶ買い物に付き合っ てもらいましょう。

 本人さんみずから選ぶことはないので選んでもらいましょう。

 

「大丈夫だろうか?」そんなに早くことを進ませてという 不 安があります。

しかし、お母様のおっしゃる、今を逃したら二度目はないというお気持ちもわかります。

 

 

なんとか、うまく仕事につながり、生きる希望を見出して欲しいと願うばかりです。

 

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