発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

発達障害支援 10年間ひきこもっていた青年との出会い  青木美久

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    新宿で乗り換えですが、迷子になってしまいました。

 

 

 

個別相談と訪問が始まりました。

土曜日に4件の個別相談を終えたのが夜の8時近くでした。

嬉しいことに、4件とも私たちが関わってお役に立てそうなケースでしたので支援が始まります。

相談し終えた、ご家族の顔に笑顔が見られることが最も嬉しい瞬間です。

 

 

急いで昼食兼夕食を取り、その後日曜日の訪問に関しての打ち合わせをスタッフとしました。

 

 

日曜日には関東にまで足を運びました。

名古屋から4時間あまり、電車を乗り継いでご自宅に伺いました。

 

 

10年間家族以外とは誰とも会っていないという青年でした。

専門学校を卒業した後、不安が強くて就職できずにそのまま10年が経ってしまったのです。

とにかく人が怖いとのこと。

 

 

 

毎月、送っていました私たちの活動記録を記している会報を見続けて5年あまり。

ようやくあっても良いと判断されたのです。

 

 

そこには先日の「大人のひきこもり」の記事を見て、お母さんが今だと思われ、連絡を取ってこられたことがきっかけでした。

 

 

しかし、ご自宅に訪問してもお顔を見るまでに少し時間がかかってしまいました。

ご自宅での滞在はわずか10分程度でしたが、最後に私が差し出した手をしっかりと握ってくれたその感触に、私は「大丈夫だ、一緒にやっていこうと」と心に思ったのです。

 

 

一回で会えることはほとんどありません。

平均して数カ月はかかります。

中には訪問し始めて2年というケースもあるのです。

 

 

しかし、意を決して会ってくれた彼には、何かしらの希望が芽生えていたのでしょう。

その気持ちに応えるべくこれからの支援を頑張っていきます。

どうか応援を宜しくお願いします。

 

 

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