発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

発達障害支援 きっと君も空を飛べるはず 大統領

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    ただいま一人暮らしの練習中です

 

 

でもな、思うんよ。

この違いはなんやって?

ほんま今は静かで平和な日々を送ってます。

 

 

朝、目がさめると、今日も楽しい一日が始まるんやって思うんよ。

昔は違ってたんよ。

あっあああ、今日もまだ生きているんかって思った日々。

わずか3年前や。

 

 

昔のことを思い出したくて色々と頭の中を探るんよ。

でもな、昔の記録が見つからんのよ。

はあ ?若年性痴呆症 ?

ちゃいますがな。

 

 

昔の嫌な記憶が「その情報は存在しません」ってメッセージが出るんよ。

そんな馬鹿な・・・・・・

 

 

でもな、心当たりがあるんよ。

僕フイリピンに行ったやろ。

理由はそれなんよ。

 

 

まあ、大変な光景を見させてもらったわ。

今日の御飯をどうしようっていう家庭に訪問したんよ。

ガリガリに痩せた子どもが、ニコニコして僕たちボランティアを歓迎してくれるんや。

 

 

僕たちが持参した食料。

中には子どもにあげるためにチョコレートも入っとったんよ。

そしたらなその子どもが僕にそのチョコレートを一粒くれてなんか言ったんよ。

「何言ってるの」って通訳さんに聞いたら、「一緒に食べよ」だって。

 

 

僕は20年生きてるねん。

20年の人生の中で一番強い印象に残っている言葉。

僕は家から出て、外をずんずん歩き出した。

 

 

随分歩いてしゃがみこんで泣いた。

その時は混乱していて何が何だかわからんかった。

でも今はわかる。

 

 

その子どもがぼくにしてくれたことは、もっとも大切だけれど僕ができないこと。

「あなたの隣人をあなた自身を愛するように愛しなさい」

間違えんといてな。

僕は無宗教やで。

 

 

でも数回行った教会の壁に書いてあった言葉や。

なんでも聖書の中で一番大切な言葉らしい。(多分ね)

 

 

 

小さくて貧しい一人の子ども。

食事はご飯と一匹の魚やった。

それも二日ぶりだって。

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      これよりも貧相やったな イメージです

 

チョコレートなんか見たことないんやで。

そんな貴重なもの、僕やったら絶対誰にもやらへんで。

なんや、どうしてや、僕はほんま頭が混乱してしまったんや。

 

 

 

涙が止まらんかった。

今も涙と鼻水がとまらん。

 

 

あの出来事が、僕の中の嫌な思い出を吹っ飛ばしよったんや。

100パーセントじゃないで。

7割ぐらいかな。

 

 

その後は皆さんが知っている通り、いろんな出来事があった2年半やった。

あの出来事を思い出したら、僕また頭が混乱してしまうんよ。

ここら辺にしておくは。

 

 

I CAN FLY

 

誰かさんにも同じ言葉を送るよ。

 

YOU CAN FLY

 

 

ほんじゃ、近くの公園に散歩行ってきます。

 

「晴れた空〜、そよぐ風 〜」BY 青木さん

 

 

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