発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

発達障害支援 支援の現場から2 青木 美久

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都内ホテルにて、清掃員が全員外国人です。いつのまにそうなってしまったのか

 

 

 

私は発達障害の二次障害でひきこもりになったり家庭内暴力を起こしてしまっている人たちの回復をお手伝いしているものです。

 

 

支援の現場に悩みや不満がないといえば嘘になります。

やはり一番の悩みは運営資金が足りないことです。

この問題は20年間変わりません。

 

 

 他にもなかなか働きが理解されないこと。

誰に理解されないのか?

社会に理解してほしいとはそんなに思ってはいません。

そんなことに時間を費やすなら現場にたちたいです。

 

 

 

難しいですよ、この問題を理解するなんて。

社会に対してそんなに期待はしていません。

理解されなくて悲しいのと感じるのは、やはりご両親です。

 

 

これも仕方がないことだと思っています。

ご両親が変わるよりも、本人たちを変える方がやりやすいです。

みんな変わりましたよね。

 

 

 

大統領、名無しくん、ヒロさん・・・・・・

あと誰がブログを書いていたのか?

まあ、いいや。

 

 

いつも支援している人たちに言っています。

相手を変えようと思うな、自分が変わる方が早いし楽だ。

絶対に約束してほしいこと。

自分以外の人、誰でも、相手を批判することはしないで。

 

 

こうして文章にすると恥ずかしいですね。

「はあ、馬鹿かてめえ、調子いいことこくんじゃねえ」

こんなことを言っていた少年がいたことを思い出しましたよ。

鑑別所からお預かりした少年でしたか。

 

 

 

さて、考えたんですよ。

私たちの支援が成功して回復。

その結果を前にしてもやり遂げた実感がないという私のことに関して。

 

2つの理由が考えられました。

1、成果が数値で表れない。

2、たいした成果が得られていない。

 

 

1について。

青少年生活就労支援センター調査委員会がそれぞれの支援をつぶさに調査したところ下記の2名に関して以下のような数値が出ましたのでおしらせします。

名無しくんの支援の成果は50ポイント、ヒロさんは1万ポイントです。

100名の支援結果調査で、今の時点で全国1520団体の内、第2位です。

 

こんな風だったらどうなんでしょうかね。

自分の成果?が見て取れたら私は実感できますかね。

 

2について

 

表現の仕方が問われますが、例えば名無しくんの場合、困っていることは

1、高校中退で今後どうすればいいのか

2、家族に対して暴力が出てしまい家族関係がこじれてしまった

3、自分自身に対して自信がない

 

 

大きく分けてこのような困難さがありました。

この2年半私たちがした支援は下記のとおりです。

 

1、高卒認定試験に合格させた。

2、家族に対して謝罪し、良い関係を気づけるように支援した

3、名無しくんが持つ困り感をひとつひとつ丁寧になくしていった

 

この4月私たちが想像する以上に素敵な笑顔で日本に帰って行った名無しくん。

それ以降のことは最近彼がブログに書いています。

 

 

しかし、このことは、マイナスの状態がゼロになっただけなのです。

世間はそう見ますでしょう。

私は家族関係の回復に関われて感謝しているのですが。

 

 

この社会はこの問題を大きくは取り上げてはくれません。

だから、私の書く本が売れてほしいのです。

人文書では異例の1万部 !!

再増刷決定

 

 

情熱大陸、二ユースステーション、徹子の部屋・・・

出たいな。

出たら言うことは決まっているんだ。

いつか言いたいことが言えるように、邁進していきたいです。

 

 

いつもフルパワーで過ごしたい。

 

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       52才ですが何か・・・・・・(笑)

 

 

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