発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

発達障害支援 すぐできる大学に通い続けるための一つの方法 青木

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毎年この時期から、「せっかく入学した大学を不安が強くなったことで、通えなくなった。」という相談をいただきます。

 

 

どうすれば大学に通い続け、友達ができ、それなりに充実した大学生活を送ることができるのか。

私たちから二つのご提案をいたします。

 

1、まず、ご両親が大学側の学生相談室とつながる

2、本人にこれからの大学生活の見通しを立ててあげる

 

 

本日は1についてお話しします。

 

昔と比べて、大学は学生を大切にしてくれています。

若者の人口が減り、入学者が減少することは大学の存続にも関わることです。

ですから、今はひとり一人の学生を大切にしてくれます。

遠慮なさらずに大学に相談しましょう。

 

 

昨今、大学側でも不安が強い生徒の存在を認知し、対策を考えてくれている大学もあることを聞いています。

 

本人は動くことができませんので、ご両親が大学に赴き、相談しましょう。

 

  • 発達障害と診断されていること
  • どういったことが苦手か
  • ご両親が大学に求めている支援(具体的に)

 

そのようなことを簡潔に伝えましょう。

大学も対応できるスタッフが限られています。

ですから、一度足を運んだだけではなく、何度も足を運び、困っていることや支援してほしいことをアピールする必要があります。

 

(大学に通い続けられるための方法)

 

一言で言うならば、知り合いをつくることです。

 

大学には新入生を喉から手が出るほど必要としている人たちがいます。

それは大学の小さなサークルです。

人気がなく部員が少ないサークルです。

しかも部員のほとんどが女子ならばいうことはないでしょう。

 

 

そのサークルにつながることが大学生活を通い続けるための手っ取り早い方法です。

 

本人は、不安が強いから、大学に通えないのです。

高校までは、何年何組何番と言うように所属する場所がありました。

しかし、大学には具体的な所属場所がありません。

 

 

急に変わった環境に適応できないのです。

しかし、大学に一人でも知り合いがいれば、なんとか通い続けられるのです。

 

 

大学の支援窓口に相談をして、サークルを紹介してもらいましょう。そして、そのサークルの責任者に会い、支援をお願いしましょう。

 

 

具体的に本人の大学の授業スケジュールを伝えて、空いた時間に本人のところに赴き、次の授業までの時間を一緒に過ごしてもらうのです。

 

 

本人が一番一緒にいて欲しいのは昼食の時間です。

この時間が一番強く不安を感じますので。

 

 

サークル支援金などの名目で費用を負担して、日曜日にボーリングやハイキング、映画などに誘い出してもらい、より交流を深めてもらうことも大きな効果があります。

 

まずはご両親が大学の相談窓口に伺うことです。

 

 

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