サポートセンター名古屋のスタッフに俺はすべてのことを打ち明けた。
しかしすでにスタッフたちは俺の状況を飲み込んでいた。
やはり俺の態度がおかしいと感じたスタッフが内密に捜査をしていたんだ。
俺はパニックに陥っていた。
それまで無遅刻、無欠席だったのに学校も休むようになった。
青木さんもわざわざ駆けつけてくれ、どうすれば良いのかを俺とスタッフ達で話し合い、考えた。
その結果、新学期から彼女と同じ授業は選択しない。
何か嫌なことをされても、パニックにならずに、笑顔で答えることを決めた。
そしてスタッフ達は彼女とあって事情を説明してくれた。
丁寧に、相手の気持ちを理解しながらの話で、彼女は納得してくれ、噂を流すことをやめることを約束してくれた。
その約束は守られた。
また、彼女は大学を辞めた。
あの出来事がなんだったのかのように、俺の周りは落ち着いていった。
気づいたら元の状況に戻っていた。
この後、長い時間をかけて何が問題で、その時どうすることが良かったのかをスタッフ達と何度も話し合った。
こうして、1度目の恋愛は大失敗に終わった。
彼女は大学を辞め、俺は半年分の単位を取りこぼして、今四苦八苦している状況だ。
大切なことは同じ過ちを二度しないことなんだ。
大学生だから、このような経験をすることができ、失敗はしたがそのことから学んだことは非常に大きなことなんだ。
残念ながら、おれのような程度の悪いアスペな男は、「発達障害者向けに書かれた恋愛本」を読んで学んだ知識を実生活で活かすことなんてほとんど無理だ。
座学で聞いたとしても同じだね。
残念ながら、失敗をすることでしか学べない俺がいる。
でも、それでいいんだよ。
この程度の失敗ならやり直せるからね。
やり直せないほどの大きな失敗をしないためにも、どんどん小さな失敗を、今すべきなんだとわかった俺がいます。
ご静聴ありがとうございました。
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