発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

僕からもお願いします。 ボランティア活動を助けてください。 大統領

 

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     明日食べる物がないかもしれないのに笑っている

 

 

新しい日々が始まることへの不安と希望がいりまじった気持ちを抱えて、フィリピンに帰った。

 

 

あの男はというと淡々と日々を生きている。

その存在がいつの間にか僕に取って脅威になっていたんだ。

 

 

周りのスタッフにあせるなと言われてもあせってしまう自分がいる。

毎日あの男の側にいて、変わりゆくそのスピードを見せつけられていた。

だから、スタッフに言われてあの男と距離を置くことにした。

 

一番驚いたことは、9年前の写真と最近の写真がブログに張られてあったこと。

2つを比較してみると、まったくの別人だ。

自分が言うのもおかしいけれど、いい兄ちゃんだ。

 

 

程度の悪いアスペな俺?

昔の顔写真を見ると「確かにね」と多くの人が納得してくれるだろうな。

でも、今の写真を見ると確実に女性にもてそうな気がしてくる。

 

 

発達障害の人。

特に状況があまり良くない人たちの顔は、その状況が顔の表情に出ている感じがする。

きっと僕もそうなんだろう。

 

 

ま、離れることで、自分のペースを取り戻せるからいいんだけれど。

 

 

そうだ、今日は、ボランテアの協力をお願いする為に文章を書かなければ。

 

 

僕のニックネームは大統領。

ボランティアで行った孤児院でつけてもらったニックネーム。

「ボランティア命」の40代の人が僕に言った。

 

「君みたいに若くて、フィリピンまでボランティアに来る人はいないよ。

世界1ボランティア団体がおおく集まるフィリピンだけど、この国の政治はうまく機能していないから、いつまでも貧しいんだ。」

 

「君は若いんだから、今から大統領目指して、この国を変えてくれ!!」

それで、孤児院の子どもたちに「このお兄さんは大統領になります」と言ったもんだから、ぼくは子どもたちから大統領と言われる様になったんです。

 

 

ヒロさんはボランティアをやって、子どもたちから、自信をもらった。

日本で100社アルバイトを受けて3社合格。

短い所で2日で首、長い所でも一ヶ月で首。

 

誰もが受かる郵便局のアルバイトにさえ受からなかったんだ。

その他、色々やったけれど、すべてダメ。

で、「程度の悪いアスペな俺」は、絶望して自殺未遂。

 

 

そんな男が、貧しい子どもたちの笑顔で、息を吹き返した。

「今、俺が生きていられるのも、子どもたちの笑顔があるからだ」

いつも、劇画調に、自分を語る男。

 

 

でも、あの男の話はすべて本当だ。

感動する心が薄い僕でさえ、フィリピンの子どもたちがくれる笑顔に泣いたんだから。

 

 

 

皆さんに、お願いします。

僕のような、いじめられて不登校。そしてひきこもり、死ぬことを日々考えている子どもたちがいます。

ひとりや2人じゃないと思う。

 

 

何百人、何千人??

その子どもたちは、誰かとのふれあいを心底求めているんだ。

他者からの「承認」を必要としている。

 

「あなたは大丈夫」

言葉だけでは何の意味もありゃしない。

そう言われるだけの根拠が必要なんだ。

青木さんが良くそう話してくれる。

 

 

 

で、ボランティアをやらされる。

誰も好き好んで、ボランティアなんかやりはしない。

 

いやいややらされて、心が癒される。

「心から大丈夫なんだ」と思えるようになる。

もちろん、僕たちの小さなボランティアで、大変な状況にある子どもたちも幸せになる。

 

 

WIN WIN の関係なんだ。

青木さんが熱く語る。

 

一人でも多くの子どもがボランティア活動に参加すればいいのにと僕は思う。

もちろん、フィリピンだけではない、日本国内、震災や台風被害で未だに、孤立している人たちがいる。

 

 

僕は再起を期す為にここ、フィリピンで生きている。

そして、ボランティア活動にも従事している。

 

 

200人の小学生の子どもたち。

その一人一人のことを考えたい。

頭がおかしいんじゃないかと僕は思った。

 

 

そこまでしなくてもいいのにとも思った。

でも、青木さんは、頑固に頑張っている。

その働きを少しでも応援したいと僕は思っている。

 

 

どうか、これを読んだ皆さん、名古屋にあるNPO法人青少年生活就労自立サポートセンター名古屋の事務所宛に、古着とおもちゃ、文具を送ってください。

今月も、15才の子どもと40才の人2人がフィリピンに古着を運んできます。

 

このボランティア活動がずーっと絶え間なく続けられます様に、応援してください。

よろしくお願いします。

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台湾では標準語を話していたけれど、フィリピンに帰ったら関西弁でしか話したりブログをかけなくなってしまったんよ。

でも、そんな自分が嫌なので、関西弁で書いたブログをスタッフに直してもらいました。

 

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