発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

やさしさを受け止めるにも余裕が必要なんだろうね 大統領

 

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どうも、大統領です。

たくさんの人から、心配してくださるメッセージを頂きました。

ありがとうこざいます。

 

 

 

おひとりお一人に「ありがとうございます」のメッセージを届けたいけれど、そんな気力もないんよ。

でも、スタッフから届けられたみなさんからの励ましメッセージに目を通した事をご報告します。

 

 

 

もう一度、「ありがとうございました」

 

 

 

でも、なんだか複雑です。

 

 

 

正直たくさんの人が心配してくれてうれしいというより、いつまでたってもだめな自分なんだとより思い込んでしまったんよ。

ご心配をおかけしている身分でこんな言い方はおかしいと思います。

 

 

 

 

でも、嘘を書くと自分がより苦しいんよ。

ごめんなさい。

 

 

 

 

「てめえ、旅だと、良いご身分だな、この世知辛い世の中、ほんと良いご身分だぜ!!」

「青い鳥を探しに行くのか、そんなもんいねえぞ、どこにもいねえんだ」

「良い事を教えてやる、目をそらさず、自分の目で鏡に映ったじぶんの姿をよく見ろや」

                                                            BY 衝動の人 ヒロ

 

 

 

言葉を文字にするとそうでもないけれどさ。

ヒロさんにぼろくそ言われたこの言葉の方がたくさんの人からもらった「やさしさ」より

僕の心の奥に届いたのはなぜ。

 

 

 

 

「言い忘れたは、これ取っておけ」

ヒロさんから渡された封筒には、「寸志」という文字が読み取れた。

辞典でその意味を調べた。

 

 

 

中の金額は関係ない。

もう少しで「あの人」の前で泣く所だった。

1度でも泣いた所を見られたら半年は、からかわれる。

 

 

 

良いとこあるんだこの人。

ケーキを食べられたくらいで殺意を抱いた自分を恥ずかしく思ったんよ。

 

 

 

 

夕食のときにも泣きそうになってあの人を見る事はできなかった。

潤んだ瞳でヒロさんを見ると絶対にこう言うんだ。

「てめえ、ホモかよこの野郎、キモイ、退場!!」

 

 

 

僕は差別主義者ではないんよ。

だからこの表現は良くないことはわかっているんよ。

でもあえて、この場面で使う方がわかりやすいと思い使いました。

 

 

 

ヒロさんが恋をした中に「LADY BOY 」がいたんです。

その事をその人は隠して、ひろさんに近づいたので、ヒロさんは傷つきました。

まあ、いずれヒロさんはその事も書くんだろうな。

 

 

 

夕食後、スタッフがちょっと話がしたいという事で、外に連れ出されたんよ。

ヒロさんの事だった。

 

 

 

「最近のヒロさん何か変わった事はないかな、知っている事や感じている事があったらなんでも良いので教えてください」

 

 

「何かまた、しでかしたんですか」

「いや、ちよっと気になる事があってね」

「・・・・・」

 

 

 

「ヒロさん、昨日、お金をね、前借りしたんだ。」

「そんな事初めてなので、何に使うのって聞いても答えてくれないから」

「女性にだまされて、お金を貢いでいるとか・・・」

 

 

 

はあ、僕は「寸志」の事を言おうかどうか少しためらったけれど、心配しているスタッフの気持ちを考えて、報告しました。

 

 

 

「やさしいんだよ、ヒロさんはね」スタッフが笑顔で言った。

心の中で、僕もそうつぶやいた。

 

 

 

家に帰ると、部屋の中で、怒声を上げて試験勉強しているあの人がいて、笑った。

 

 

 

 

Have a Great day !!

 

 

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